こんにちは、CFDで資金200万円を運用しているシータ(@trade_theta)です。
CFDを始めようと思うんだけど、どの証券会社にすればいいかわからないぽっぽよ
「CFDを始めたいけど、何を基準に証券会社を選べばいいかわからない」
「CFDでおすすめの証券会社を知りたいな」
こんな初心者の方向けに、大手CFD会社の4社をあらゆる角度から徹底比較したので、おすすめをご紹介します。
- 初心者向けのCFDおすすめ証券会社が分かる
- 観点別に自分にピッタリの証券会社が分かる
- トレードする銘柄ごとに有利な証券会社が分かる
目次
CFDを徹底比較!初心者におすすめの証券会社を紹介
GMOクリック証券は低コストでスマホアプリも使いやすい。初心者が最初にCFDを始めるのに最適な証券会社
- 株価指数CFDのスプレッドが最安
- 株価指数CFDが保有コストかからない
- ロスカットはポジション単位で安心
- スマホアプリが使いやすい
CFD初心者向けでおすすめNo1の証券会社は「GMOクリック証券」です。
GMOクリック証券はCFD大手4社の中でもスプレッドが最安なので、取引コストを他社より抑えることができます。
原資産が先物の株価指数CFDについては、4社で唯一「保有したまま日を跨いでも費用が発生しない」証券会社です。配当金も価格調整額として受け取ることができるので、他社よりも優秀です。
ロスカットはポジション単位で行われるため他社より安全です。ついリスクを取り過ぎがちな初心者の人でも、シートベルトとして機能して大損による一発退場を予防してくれるはずです。
また、スマホアプリが見やすく使いやすいのも初心者にとって嬉しいポイントです。
CFDだけでなくFXや米国株も含む幅広い資産クラスへ投資したい人はサクソバンク証券がおすすめ
- 約7,000以上の銘柄数
- CFDだけでなく、FX、現物米国株も一元管理
- 手厚い電話サポート対応
サクソバンク証券は、米国株CFD、中国株CFDだけで7000以上の銘柄があります。知っている米国株ならほとんどの銘柄をきっと買うことができます。
サクソバンクはFXや米国現物株も同じツール、スマホアプリで一元管理できるので、1つの口座で楽に管理したい人は嬉しいと思います。
また、サクソバンクは電話サポートが手厚いです。口座申込みをした直後にわからないことはないか電話をくれたり、口座開設後も困ったことはないか電話をくれたりしました。
日本の証券会社ではあまりなかった体験だったのでビックリしましたが、初心者の立場からすると心強いサポートだなと感じました!
最大のレバレッジが欲しい人、スリッページをできるだけ避けたい上級者の方はIG証券がおすすめ
おすすめ度 | ||
---|---|---|
スプレッド | 銘柄数 | 配当金 |
時間帯で変動 | 約16,000以上 | ◯ |
必要証拠金 | ロスカット | その他 |
多い | 口座単位 | KO ノースリッページ |
- 16000以上の圧倒的な銘柄数
- ノックアウト・オプションで100倍以上のレバレッジが可能
- ノースリッページ注文で100%スリッページなしにできる
IG証券はFX/CFD/バイナリーオプションなど含めると16,000以上の圧倒的な銘柄数を誇ります。ここで買えないものは他のどこでも買えないと思って良いレベルです。
IG証券の強烈なポイントは「ノックアウト・オプション」と呼ばれる、実質100倍以上のレバレッジで取引ができる新しいタイプの商品があることです。
1,000円程度の保証金で100万円相当の商品が買えてしまいます。購入時に最大損失(1000円など)を確定させることができるため、大敗するリスクもないのが嬉しいポイントのです。
また、わずかな手数料を払えば「スリッページ」と呼ばれる約定価格が大幅にずれてしまう現象を回避できるのも素晴らしいです。
CFD業者・証券会社を気になるポイントごとに徹底比較!
手数料・スプレッドで比較
CFD会社を選ぶ上で最も重要なのは手数料・スプレッドです。
売買手数料に関しては、今回比較したCFD会社4社はすべて無料なので、ここではスプレッドについて比較していきます。
「スプレッド」は、CFDの「買い価格」と「売り価格」の金額差のことで、CFD取引で僕らが負担する実質的な手数料です。
国内CFD会社4社の主要銘柄のスプレッドは次のようになっています。
銘柄 | GMO | DMM | サクソ バンク | IG 証券 |
---|---|---|---|---|
日経225 | 2 | 7 | 5 | 7〜30 |
NYダウ | 2 | 3 | 2.5 | 1.6〜9.8 |
NASDAQ | 0.7 | 2 | 1 | 1.0〜5.0 |
S&P500 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.4〜1.5 |
金 | 0.4 | 1.2 | 0.18 | 0.3 |
銀 | 1.5 | 5.4 | 0.6 | 2.0 |
原油 | 0.03 | 0.039 | 0.05 | 0.028 |
日経225、NYダウなどの株価指数CFDに関しては、GMOクリック証券のスプレッドが最安です。
一方、金や銀はサクソバンク証券が、原油はIG証券が最安です。
短期トレードで頻繁に売買を繰り返す場合はスプレッドが特に重要になってくるので、自分がよくトレードする銘柄のスプレッドが安い証券会社を選ぶのが良いと思います。
株価指数CFD、商品CFD、個別株CFDの銘柄ごとの手数料・スプレッド比較の詳細は「CFD会社の手数料・スプレッドを徹底比較!」にまとめているのでぜひ一度ご覧ください。
取扱銘柄・商品種別で比較
CFD大手4社の取扱銘柄を、以下の4種類のCFDで比較します。
- 株価指数CFD
- 商品CFD
- 個別株CFD
- 債券CFD
上記4分類の各社の取扱銘柄数は、つぎのようになっています。
項目 | GMO | DMM | サクソ バンク | IG 証券 |
---|---|---|---|---|
株価指数 CFD | 31 | 4 | 300 以上 | 40以上 |
商品 CFD | 6 | 3 | 38以上 | 24 |
個別株 CFD | 81 | 0 | 6000 以上 | 12000 以上 |
債券 CFD | 0 | 0 | 40以上 | 11 |
株価指数CFD、商品CFD、債券CFDの銘柄が最も多いのはサクソバンク証券です。
IG証券は個別株CFDの数が圧倒的で、世界中の個別株へCFDで投資できます。
とはいえ、初心者の方にとっては利用しない銘柄が多いとかえって混乱しかねないため、本当に自分が利用する銘柄を中心に選ぶのが良いと思います。
株価指数CFD、商品CFD、債券CFDの具体的な銘柄の詳細は「CFD会社の取扱銘柄・商品種別を徹底比較!」で紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください。
レバレッジ・必要証拠金で比較
各社の商品種別ごとのレバレッジに大差はなく、次のようなレバレッジになっています。
- 株価指数CFD:レバレッジ10倍
- 商品CFD:レバレッジ20倍
- 個別株CFD:レバレッジ5倍
一方、売買するのに最低限必要となる証拠金は、最小取引単位が異なるため変わってきます。
主要銘柄の各社必要証拠金は次のとおりです。
銘柄 | GMO | DMM | サクソ バンク | IG 証券 |
---|---|---|---|---|
日経225 | ¥20,523 | ¥20,552 | ¥2,057 | ¥206,249 |
NYダウ | ¥27,668 | ¥27,691 | ¥277,047 | ¥522,606 |
NASDAQ | ¥81,499 | ¥81,367 | ¥81,402 | ¥764,911 |
S&P500 | ¥30,904 | ¥30,908 | ¥30,894 | ¥291,522 |
金 | ¥8,129 | ¥8,129 | ¥8,129 | ¥15,092 |
銀 | ¥992 | ¥992 | ¥992 | ¥18,183 |
原油 | ¥3,013 | ¥3,013 | ¥7,532 | ¥56,667 |
GMOクリック証券、DMM.com証券は必要証拠金が少ないです。
サクソバンク証券は2番手です。逆にIG証券はある程度まとまった金額が求められてきます。
ただ、IG証券は「ノックアウト・オプション」を上手に使えば他のどの証券会社よりも少ない証拠金で始めることができます。(※上級者向けの方法です)
具体的な銘柄ごとに必要証拠金は大きく変わってくるため、ここだけで判断するのは時期尚早です。
株価指数CFD、商品CFD、個別株CFDの個別銘柄ごとの必要証拠金の詳細は「CFD会社のレバレッジ・必要証拠金を徹底比較!」の記事も合わせてご覧ください。
トレードしたい銘柄別でCFD会社を比較
日経平均CFDで比較
日経平均CFDに関する各社の違いは次のようになっています。
項目 | GMO | DMM | サクソ バンク | IG 証券 |
---|---|---|---|---|
売買手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
為替手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
スプレッド | 2 | 7 | 5 | 7〜30 |
維持費 | 年4回 価格調整額 | スワップ ポイント 買:-¥5 売:-¥30 | オーバー ナイト金利 買:-¥2 売:-¥2 | 期限有商品 無料 or 無期限商品 オーバー ナイト金利 買:-¥182 売:-¥182 |
配当金 | 価格調整額 に含む | なし | ◯ | ◯ |
最小 取引単位 | 10倍 | 10倍 | 1倍 | 100倍 |
レバレッジ | 10倍 | 10倍 | 10倍 | 10倍 |
最低保証金 | ¥20,523 | ¥20,552 | ¥2,057 | ¥206,249 |
保有期限 | 無期限 | 無期限 | 無期限 | 無期限 or 最大3ヶ月 |
スプレッド、維持費、配当金、必要証拠金、保有期限などを総合的にみて、日経平均CFDでトレードするならGMOクリック証券が最も有利です。
- スプレッド:最安水準
- 維持費:無料
- 配当金:もらえる
- 必要証拠金:お手頃
- 保有期限:無期限
日経平均CFDの他社比較の詳細は「日経平均(日本225)CFDが買える証券会社を徹底比較」にまとめているので、興味のある方はぜひ一度御覧ください。
NYダウ平均CFDで比較
NYダウCFDの各社の違いは次のとおりです。
項目 | GMO | DMM | サクソ バンク | IG 証券 |
---|---|---|---|---|
売買手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
為替手数料 | 無料 | 不明 (記載なし) | 0.50% | 0.50% |
スプレッド | 2 | 3 | 2.5 | 1.6〜9.8 |
維持費 | 年4回 価格調整額 | 毎日 スワップ ポイント 買:-¥23 売:-¥25 | 毎日 オーバー ナイト金利 買:-¥86 売:-¥368 | 毎日 ファンディング コスト 買:-¥162 売:-¥813 |
配当金 | 価格調整額 に含む | なし | ◯ | ◯ |
最小 取引単位 | 0.1倍 | 0.1倍 | 1倍 | 2倍 |
レバレッジ | 10倍 | 10倍 | 10倍 | 10倍 |
最低保証金 | ¥27,668 | ¥27,691 | ¥277,047 | ¥522,606 |
保有期限 | 無期限 | 無期限 | 無期限 | 無期限 |
為替手数料、スプレッド、維持費、配当金、必要証拠金などを総合的にみて、NYダウCFDをトレードするならGMOクリック証券が最も有利です。
- 為替手数料:無料
- スプレッド:最安水準
- 維持費:無料
- 配当金:もらえる
- 必要証拠金:最小
日経平均CFDの他社比較の詳細は「NYダウ平均CFDが買える証券会社を徹底比較」をトレード前にぜひ一度ご覧ください。
S&P500CFDで比較
S&P500CFDの各社の違いはこちらです。
項目 | GMO | DMM | サクソ バンク | IG 証券 |
---|---|---|---|---|
売買手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
為替手数料 | 無料 | 不明 (記載なし) | 0.50% | 0.50% |
スプレッド | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.4〜1.5 |
金利 | 年4回 価格調整額 | 毎日 スワップ ポイント 買:-¥29 売:-¥25 | 毎日 オーバー ナイト金利 買:-¥41 売:-¥9 | 毎日 ファンディング コスト 買:-¥450 売:-¥90 |
配当金 | 価格調整額 に含む | なし | ◯ | ◯ |
最小 取引単位 | 1倍 | 1倍 | 1倍 | 10倍 |
レバレッジ | 10倍 | 10倍 | 10倍 | 10倍 |
最低保証金 | ¥30,904 | ¥30,904 | ¥30,904 | ¥291,522 |
保有期限 | 無期限 | 無期限 | 無期限 | 無期限 |
為替手数料、スプレッド、維持費、配当金、必要証拠金などを総合的にみて、S&P500CFDでトレードするならGMOクリック証券が有利です。
- 為替手数料:無料
- スプレッド:最安水準
- 維持費:無料
- 配当金:もらえる
- 必要証拠金:最小
S&P500CFDの他社比較の詳細は「S&P500のCFDが買える証券会社を徹底比較」で徹底的に記載しているので、S&P500でトレードするつもりの方は一度ご覧ください。
原油CFDで比較
原油CFDの各社の特徴はこちらです。
項目 | GMO | DMM | サクソ バンク | IG 証券 |
---|---|---|---|---|
売買手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
為替手数料 | 無料 | 不明 (記載なし) | 0.50% | 0.50% |
スプレッド | 0.03 | 0.039 | 0.05 | 0.028 |
維持費 | 月1回 価格調整額 追加費用なし | 月1回 価格調整額 追加費用なし | キャリング コスト LIBOR+1.5% | 期限有商品 無料 or 無期限商品 価格調整額 LIBOR±2.5% |
最小 取引単位 | 10倍 | 10倍 | 25倍 | 100倍 |
レバレッジ | 20倍 | 20倍 | 20倍 | 20倍 |
最低保証金 | ¥3,013 | ¥3,013 | ¥7,532 | ¥56,667 |
保有期限 | 無期限 | 無期限 | 最大3ヶ月 | 無期限 or 最大2ヶ月 |
スプレッド、為替手数料、維持費、必要証拠金、保有期限などを総合的にみて、原油CFDでトレードするならGMOクリック証券が最も有利です。
- スプレッド:最安水準
- 為替手数料:無料
- 維持費:無料
- 必要証拠金:最も小額
- 保有期限:無期限
原油CFD比較の詳細は「原油CFDが買える証券会社を徹底比較」にまとめているので、トレードする前にぜひ一度ご覧ください。
金(ゴールド)CFDで比較
金(ゴールド)CFDの各社の違いはこちらです。
項目 | GMO | DMM | サクソ バンク | IG 証券 |
---|---|---|---|---|
売買手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
ミニマム チャージ | なし | なし | 期限有商品 なし or 無期限商品 50オンス以下 ¥1,080 | なし |
為替手数料 | 無料 | 不明 (記載なし) | 0.50% | 0.50% |
スプレッド | 0.4 | 1.2 | 期限有商品 0.6 or 無期限商品 0.18 | 無期限ドル建て 0.3 or 円建て/ 期限有商品 0.6 |
維持費 | 毎日 金利調整額 買:-¥10 売:+¥8 | 毎日 スワップ ポイント 買:-¥12 売:+¥7 | 期限有商品 キャリング コスト or 無期限商品 毎日 スワップ ポイント 買:-¥16 売:+¥6 | 期限有商品 無料 or 無期限商品 毎日 ファンディング コスト 買:-¥27 売:+¥17 |
最小 取引単位 | 1倍 | 1倍 | 1倍 | 2倍 |
レバレッジ | 20倍 | 20倍 | 20倍 | 20倍 |
最低保証金 | ¥8,129 | ¥8,129 | ¥8,129 | ¥15,069 |
保有期限 | 無期限 | 無期限 | 無期限 or 最大4ヶ月 | 無期限 or 最大2ヶ月 |
金CFDでトレードをする際、デイトレードならスプレッドが最安のサクソバンク証券、1週間を超えるような中長期のトレードをやる場合は維持費の面でオトクなGMOクリック証券がおすすめです。
- サクソバンク:スプレッドが最安。デイトレードに最適
- GMOクリック証券:金利調整額がオトク。中長期トレードに最適
金CFDはトレードスタイルによって最適な証券会社が変わってくるため、実際にトレードをする前にぜひ一度「金(ゴールド)が買えるCFD会社を徹底比較」をご覧ください。
CFDとは?メリット・デメリットを解説
CFDは「Contract for Differences(差金決済取引)」の略で、現物の受け渡しをせずに売買価格の差額だけを決済する取引のことです。
通常、株や投資信託を買うと2〜3日後に現物が口座上で受け渡されて保有することになりますが、CFDではこのような現物の受け渡しはありません。
購入時の価格と売却時の価格の差額分だけをやり取りします。
- レバレッジを効かせて少ない資金で取引できる
- 様々な商品に投資ができる
- 夜も祝日も取引できる
- 売りから入れるから下落相場でヘッジできる
- 元本以上の損失が出る可能性がある(追証)
- 会社・商品ごとにルール・用語が異なりわかりにくい
CFDのメリット1:レバレッジを効かせて少ない資金で取引できる
CFDは「証拠金取引」なので、レバレッジを効かせて少ない資金で取引することができます。
手元資金(証拠金)を担保に、資金以上の売買をすることを「レバレッジを効かせる」と言います。
株や投資信託では100万円の銘柄を買うのに100万円の資金を用意する必要がありますが、CFDでは「100万円の銘柄を10万円の資金で買う」といったことが可能です。
レバレッジは商品種類によって変わってきます。
- 株価指数CFD:レバレッジ10倍
- 商品CFD:レバレッジ20倍
- 個別株CFD:レバレッジ5倍
- 債券CFD:レバレッジ50倍
CFDのメリット2:様々な商品に投資ができる
- 株価指数CFD:日経225、NYダウ、S&P500、NASDAQ、DAX、FTSE100、ユーロ50、香港50、中国50、インド50
- 商品CFD:金、銀、銅、プラチナ、原油、天然ガス、ヒーティングオイル、ガソリン、コーン、大豆、小麦、砂糖、コーヒー、ココア
- 個別株CFD:アップル、amazon、マイクロソフト、ビザ、コカコーラ、ディズニー
- 債券CFD:米国2年債、米国5年債、米国10年債、米国30年債、ドイツ10年債、フランス10年債、イギリス10年債、イタリア10年債
- バラエティCFD:VIX指数
CFDのメリット3:取引時間が長く、夜も祝日も買える
例えば、GMOクリック証券のNYダウCFDの場合、朝7時から翌日早朝5時15分まで取引ができます。
ほぼ24時間取引ができるので、自分の都合の良いときにトレードが可能です。
CFDのメリット4:売りからも入れるから下落相場でヘッジできる
株や投資信託は「買い」で入ることしかできないので、株価が下落すると「早く戻ってくれ!」と祈ることしかできません。
しかし、CFDは「売り」から入ることできるため下落相場でも利益を出すことができます。
CFDのデメリット1:元本以上の損失が出る可能性がある(追証)
CFDは「レバレッジ」を効かせて元手資金より大きな金額で売買を行うため、利益を何倍にも増やすことができますが、逆に損失も何倍にもなります。
例えば、リーマンショックのときS&P500の株価は約半分になりましたが、同額をCFDで運用していたとすると、元本以上の損失を出している可能性があります。
ただし、このリスクへの対策は王道な打ち手があるので心配には及びません。
初心者の場合、過剰な金額を投資しすぎる傾向があるので、はじめての場合は必ず「最小取引単位」で取引するようにしましょう。
CFDのデメリット2:会社・商品ごとにルール・用語が異なりわかりにくい
例えば、商品ごとにレバレッジの倍率が異なっていたり、「価格調整額」「金利調整額」「権利調整額」と言った調整金のかかり方も商品によって変わってきます。
また、これらの呼び名も証券会社によっては変わってきたりするので、最初は戸惑ってしまうかもしれません。
これへの対策は「まず1社に絞ってじっくり取り組むこと」です。基本的にはGMOクリック証券は比較的シンプルで、CFDの基本を学びやすいと思うので、初心者の方はGMOクリック証券からはじめてみることをおすすめします。
CFDでよくある質問(Q&A)
CFDと先物の違いは?
CFDと先物の違いをざっくり書くと次のようになります。
- 先物:保有期限あり、証拠金大、手数料小、金利なし
- CFD:保有期限なし、証拠金小、手数料中、金利あり
先物が買えるほどの大きな運用資金が用意できる場合は、先物でトレードする方がコストを抑えられるのでおすすめです。
資金が小額の方はCFDでのトレード一択になると思います。
詳しくは「日経225先物とCFDの違いを比較」で徹底比較しながら解説しているのでぜひご覧ください。
CFDとFXの違いは何?
CFDは差金決済取引のことですが、FXも差金決済取引に該当するため、広い意味でFXはCFDの一部になります。
詳しくは「FXとCFDの違いを比較|おすすめはどっち?」で徹底比較しながら解説しているのでぜひご覧ください。
店頭CFDと取引所CFD(クリック株365)との違いって?
- 店頭CFD:スプレッド小、保有期限なし
- 取引所CFD:スプレッド大、保有期限あり(2020年から)
これまでの取引所CFDは長期投資に向いていましたが、2020年から保有上限が1年に制限される予定のため、今後は短期投資だけでなく長期投資も店頭CFDの方がトレードしやすい環境になります。
詳しくは「くりっく株365(取引所CFD)と店頭CFDの違いを比較」で徹底比較しながら解説しているのでぜひご覧ください。
CFDと現物株式は何が違うの?
- CFD:売りから入れる、レバレッジが効く(追証リスク)、保有コストがある
- 現物株式:買いのみ、レバレッジなし、保有コストなし
株式は保有コストがないため長期投資に向いています。一方、CFDは保有コストがあることに加え、レバレッジが効く分読みを謝ると追証のリスクもでてきます。
株式をトレードするなら、長期投資には現物株式、短期投資にCFDの使い分けをするのがおすすめです。
詳しくは「CFDと現物株式の違いを比較|米国株(個別株)買うならどっちがおすすめ?」で徹底比較しながら解説しているのでぜひご覧ください。
CFDとETFとの違いは?
- CFD:売りから入れる、レバレッジが効く(追証リスク)、保有コスト中
- ETF:買いのみ、レバレッジなし、保有コスト小
ETFについても短期投資にはCFDを、長期投資にはETFを利用する、という使い分けをするのが適しています。
詳しくは「CFDとETFの違いを比較|米国S&P500に投資をするならどっちがおすすめ?」で徹底比較しながら解説しているのでぜひご覧ください。
CFDで確定申告は必要?
CFDは株や投資信託でいう「特定口座」のような証券会社の方で自動的に税金を徴収してくれる仕組みはないので、自分で確定申告をする必要があります。
「ええ?確定申告なんてよくわからないよ」と不安になるかもしれませんが、証券会社の方で用意してくれる書類を元に確定申告書を作成するだけなので、手順さえ覚えてしまえば誰にでもできるほど簡単です。
詳しくは「CFDで確定申告はいくらから必要?税金対策・必要書類まで解説」で紹介しているのでぜひご覧ください。
【CFDで勝てない人向け】勝つためのトレード戦略
トレードの世界では「9割の人が負けると」言われているので、勝つのはそう簡単なことではありません。
ですが、トレードで勝ち続けている人は確実に存在します。トレードで利益を出している人すべてに共通して言えることは「期待値がプラスのトレードをしている」ということです。
全戦全勝は不可能だけど、勝ったり負けたりを繰り返し長期的にプラスで終える方法は確実にあります。
期待値がプラスのトレードは無数に存在しますが、僕が知っている最も簡単な方法は「RSI短期逆張り手法」です。僕も実践してますが、今のところやればやるほど利益が増えています。
詳しくは「【GMO】株価指数CFDの運用実績をブログで紹介【2020年は-11.85%】」で紹介しているので「期待値がプラスのトレードを一つも持っていない方」は必ず目を通してみてください。
「そもそも期待値って何?」という方はこちらの記事をどうぞ。
「期待値がプラスのトレード」でも大きいリスクをとってしまうと破産してしまいます。自分のトレードの破産確率を知らない方は、こちらの記事をぜひご覧ください。
「トレードに聖杯は存在するのか」はトレーダーの永遠のテーマですが、最も聖杯に近いものは「利益=期待値 x 機会」という方程式です。期待値が大きくても機会が少なすぎる手法は使い物にならず、期待値が低くとも膨大な数の機会があるならその手法は限りなく「聖杯」に近い存在と言えます。
破産を避けるには1回のトレードで取るリスクを抑えることが大切ですが、その際に参考になるのが伝説のトレーダー集団「タートルズ」が使っていた資金管理方法です。
まとめ:CFD初心者はコスト・銘柄数・必要証拠金のバランスが良いGMOクリック証券で始めよう
ここまで徹底比較の詳細をご覧になった方はおわかりのとおり、GMOクリック証券はコスト・銘柄数・必要証拠金のバランスが良いです。
- 初心者にとって必要十分な銘柄数
- 多くの銘柄でスプレッド・維持費が最安
- 準備する証拠金が小額で済む
CFDに初めて挑戦する方にとっては最適な証券会社と言えます。
まだ口座をお持ちでない方は、この機会に口座開設をしておきましょう。