こんにちは、CFDで資金200万円を運用しているシータ(@trade_theta)です。
「IG証券が気になっているけどどんなCFD会社なの?」
 「IG証券のみんな評判が知りたいな」
こんな方向けにIG証券を実際に使ってみて感じたメリット・デメリットをレビューします。
目次
IG証券ってどんな証券会社?


| 会社名 | IG証券 | 
|---|---|
| 利用者数 | 世界で19万人以上が利用 | 
| 収益 | 世界CFDNo1 | 
| 銘柄数 | 他社を圧倒する17,000以上の金融商品 | 
IG証券は45年の歴史を持つロンドンに本拠地がある外資の証券会社です。
IGグループはロンドン証券取引所に上場し、FTSE250にも採用されている優良企業。
世界で19万人が利用していて、CFDの会社としては世界No1の収益をあげています。
IG証券(CFD)のメリット


- CFD会社No1の圧倒的な銘柄数
 - ノックアウト・オプションで国内最高の資金効率で取引ができる
 - 窓開けの大事故をノースリッページ注文で防げる
 - 債券CFDが買える
 
CFD会社No1の圧倒的な銘柄数
IG証券は株価指数CFD、商品CFD,個別株CFD、債券CFDすべての商品種別で品揃えが充実しており、スキがありません。
- 18以上の主要な株価指数CFDをカバー
 - 商品CFD品揃えNo1
 - 個別株は12000以上の圧倒的な銘柄数
 - 債券CFDも1位。唯一米国債の取扱がある
 
他社をよせつけない12000以上の個別株CFDは圧巻。IG証券にないものは国内ではもはやどこでも買えないレベルです。
他社も交えた取扱銘柄の種類・数の比較は「CFD会社の取扱銘柄・商品種別を徹底比較!」で徹底比較しているので、具体的な取扱銘柄を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
ノックアウト・オプションで国内最大の資金効率で取引ができる
国内のCFDは規制により上限が定められています。
- 株価指数CFD:10倍
 - 商品CFD:20倍
 - 個別株CFD:5倍
 - 債券CFD:50倍
 
ですが、IG証券の「ノックアウト・オプション」はこの上限をはるかに超えた資金効率で取引ができます。
その秘密は「CFD」ではなく「オプション」としての商品だからです。
ノックアウト・オプションでは「株価指数」「FX」「商品」が取引可能で、次のような特徴があります。
- 購入金額が損切り幅(ノックアウト価格)までの価格差によって決まる
 - 最大損失は最初の購入金額に限定。追証など発生しない
 - ノックアウト価格の設定によりCFDやFXより圧倒的に高い効率での取引が可能
 - ポジションは「買い」のみ。上昇予測なら「ブル」の買い、下落予測なら「ベア」の買い
 
購入時に損切り価格となるノックアウト価格を指定すると、損切り価格までの値幅に応じて購入金額が決定されます。


参考:ノックアウト・オプションとは | ノックアウト・オプション取引方法 | IG証券
CFDで日経225を買う場合約20万円の証拠金が必要ですが、ノックアウト・オプションなら上記画像のように約5万円の資金(オプション料)で済みます。
損切りとなるノックアウト価格をもっと購入価格に近く置けば、さらに資金を少なくすることができます。
- 損失を限定した安全なトレードができる
 - 損切りを狭く置けばCFDより圧倒的に高い効率での取引が可能
 - スリッページが発生しない(窓開けでも発生しない)
 
- 後でノックアウト価格を変更できない(損切が出来ない人にはメリットになる)
 - 銘柄によってはスプレッドがCFDよりも広い
 - ノックアウトされた時(損切ラインに達した時)
のみわずかな金額がチャージされる  
ノースリッページ注文で、窓開けの不慮の事態もきにしなくてすむ。
IG証券には「ノースリッページ注文」というスリッページが100%発生しない注文ができます。
「スリッページ」とは、指値などで指定した価格と約定価格がずれることです。価格が急激に変動したときや流動性が低いとき、または市場がクローズ中にイベントが発生し、窓開けで始まるときなどに起こります。
スリッページが起こると、事前に逆指値で損切り注文を出していても、約定価格が大きく乖離し、最初の想定よりも大きな損失を出してしまうこともあります。
IG証券の「ノースリッページ注文」は、スリッページによる予期せぬ事故を100%予防することができます。




債券CFDが買える
CFD会社で債券CFDの取扱があるのはIG証券とサクソバンク証券のみです。
というのも、僕は中長期のトレンドフォロー戦略を実践しているのですが、トレンドフォロー戦略においてリターンに寄与する債券CFDの割合はけして無視できないほど大きいからです。


上記は1990年から2011年の間、トレンドフォロー戦略を実践した場合のセクター別年次リターンです。
トレンドフォロー戦略の年次リターンは22.7%もありものすごいパフォーマンスですが、そのうち8.6%のリターンは「金利セクター」によるものです。(債券は「金利セクター」に含まれます)
IG証券(CFD)のデメリット


IG証券は、取引単位が比較的大きく必要証拠金の額が大きい商品が多いです。
| 銘柄 | GMOクリック 証券  | DMM.com 証券  | サクソバンク 証券  | IG証券 | 
|---|---|---|---|---|
| 日経225 | ¥20,523 | ¥20,552 | ¥2,057 | ¥206,249 | 
| NYダウ | ¥27,668 | ¥27,691 | ¥277,047 | ¥522,606 | 
| NASDAQ | ¥81,499 | ¥81,367 | ¥81,402 | ¥764,911 | 
| S&P500 | ¥30,904 | ¥30,908 | ¥30,894 | ¥291,522 | 
| FTSE100 (イギリス)  | ¥9,519 | – | ¥95,470 | ¥145,914 | 
| DAX (ドイツ)  | ¥14,234 | – | ¥142,800 | ¥121,115 | 
| 香港ハンセン | ¥35,925 | – | ¥36,003 | ¥528,502 | 
| ユーロ50 | ¥4,086 | – | ¥40,987 | ¥80,047 | 
| FTSE中国A50 | ¥14,754 | – | ¥295,080 | ¥29,633 | 
| Nifty50 (インド)  | ¥11,596 | – | ¥232,388 | ¥217,210 | 
上記は株価指数CFDの必要証拠金ですが、ほとんどの銘柄で10万円以上の元手資金が必要となっています。
次の表は商品CFDの必要証拠金です。
| 銘柄 | GMOクリック 証券  | DMM.com 証券  | サクソバンク 証券  | IG証券 | 
|---|---|---|---|---|
| 金スポット | ¥8,129 | ¥8,129 | ¥8,129 | ¥15,069 | 
| 銀スポット | ¥992 | ¥992 | ¥992 | ¥18,183 | 
| WTI原油 | ¥3,013 | ¥3,013 | ¥7,532 | ¥56,667 | 
| コーン | ¥1,924 | – | ¥3,846 | ¥18,930 | 
| 大豆 | ¥4,622 | – | ¥9,255 | ¥115,446 | 
| 天然ガス | ¥1,295 | – | ¥5,157 | ¥26,829 | 
| 北海原油 | – | – | ¥7,995 | ¥65,662 | 
| プラチナ | – | – | ¥10,452 | ¥50,830 | 
| 銅 | – | – | ¥7,031 | ¥155,954 | 
| 小麦 | – | – | ¥4,945 | ¥24,714 | 
| コーヒー | – | – | ¥5,177 | ¥38,854 | 
| ココア | – | – | ¥19,422 | ¥24,319 | 
| ⽣⽜ | – | – | ¥10,157 | ¥102,165 | 
| 砂糖 | – | – | ¥2,943 | ¥35,094 | 
| ガソリン | – | – | ¥4,212 | ¥176,588 | 
| アルミニウム | – | – | – | ¥47,753 | 
| 鉛 | – | – | – | ¥55,481 | 
| ニッケル | – | – | – | ¥104,942 | 
| 綿花 | – | – | – | ¥31,381 | 
| 材木 | – | – | – | ¥104,074 | 
| オレンジ ジュース  | – | – | – | ¥40,911 | 
| 大豆油 | – | – | – | ¥18,351 | 
| 大豆 ミール  | – | – | – | ¥78,344 | 
| 米 | – | – | – | ¥63,807 | 
| 豚赤身肉 | – | – | – | ¥67,894 | 
| オーツ麦 | – | – | – | ¥35,952 | 
こちらも多くの銘柄で他社よりも多額の証拠金が必要となっています。
上記のとおり、CFDは証拠金が多く必要になるので、元手資金と相談して許容できる銘柄でトレードするようにすればOKです。
もし、トレードできる銘柄がない場合でも、前述した「ノックアウト・オプション」なら取引ができると思います。
IG証券(CFD)の口コミ・評判は?


- IG証券アプリのチャートから直接取引できるのがいい
 - ノックアウト・オプションは窓開け時も損失限定できるから、イベント時の週末から週明けにかけてワンチャンかけてみるのも良さそう
 - ノンスリッページが便利
 
まとめ:高い資金効率とスリッページを防ぎたい人はIG証券を始めよう
IG証券は銘柄数No1なだけでなく、「ノックアウト・オプション」「ノースリッページ注文」で少ない資金で損失を限定した取引ができます。
- CFD会社No1の圧倒的な銘柄数
 - ノックアウト・オプションで国内最高の資金効率で取引ができる
 - 窓開けの大事故をノースリッページ注文で防げる
 - 債券CFDが買える
 
ノックアウト・オプションを上手に活用できれば、海外FX業者並の資金効率が高い投資が実現できるので、少ない資金で大きな利益を上げたい人におすすめです。
また、100%スリッページが発生しない「ノースリッページ注文」なら、窓開けの大事故を防ぐだけでなく、「どちらに動くかわからないけど、動くときは大きく動く」ようなイベント発生時に損小利大のトレードを狙うこともできます。
僕は中長期のトレンドフォロー戦略を実践しているので、主に債券CFDと商品CFDの一部をIG証券で運用しています。
「ノックアウト・オプション」を使わない場合、資金が大きくなってしまうのがネックですが、その場合はメイン口座は別で用意しつつ、サブ口座として利用するのがおすすめです。
僕もメイン口座はGMOクリック証券で、IG証券はサブとして利用しています。
まだ、口座をお持ちでない方はこの機会に口座開設しておきましょう。













 GMOクリック証券
 サクソバンク証券
 IG証券





