【米国株】2019年買ってよかった成長株3選【ベストバイストック】





記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、シータ(@tsumitate_theta)です。

この記事は、氷河期ブログのななしさん(@_teeeeest)が主催する企画「ベストバイストック2019」に参加する記事になります。

ベストバイストック2019
「ベストバイストック2019」は、総勢25名の投資ブロガーが「2019年に購入した金融商品の中で1番良かったものを紹介する」という胸アツな企画です。

王道銘柄から初めて知る隠れ優良銘柄まで、幅広い商品が紹介されていて飽きません。ぜひ一度ご覧になってみてください。

企画詳細は「今年のベストバイストック Advent Calendar 2019」からどうぞ。

昨日のベストバイストック2019は「”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!」を運営している「米国株界が生んだ若きインフルエンサー」もみあげさん(@momiage0088)の日でした。

もみあげさんの記事はこちらです。まだ読んでいない方はぜひ一度ご覧ください。

CHECK! かんぽ生命と日本郵便に保険販売停止命令!一方で米国保険会社は株価40%爆上げ中! – ”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!-

記事中で「個別株35%下落からの追加投資」の話をされていますが、投資先への信頼と強靭なメンタルがあって為せる技ですね、とても勉強になりました。僕ももみあげさんのようになるべく、まずはもみあげを伸ばすところから始めていきたいと思います。

さて、今回僕がベストバイストックに選んだのは・・・

blank
シータ
「【INMD】インモード」だよ!

インモードの話に入る前に、僕が実践している投資方法について簡単にご紹介します。

blank
シータ
それでは早速みていこう!




僕の投資方針:コアにインデックス投資、サテライトに米国株・トレンドフォロー・短期逆張りトレード

僕の投資方針:コアにインデックス投資、サテライトに米国株・トレンドフォロー・短期逆張りトレード

僕の資産運用は「コアサテライト戦略」をとっています。

「コアサテライト戦略」とは、低リスクで着実なリターンを取りに行くコア部分と、積極的にリスクをとり高リターンを狙うサテライト部分に資産を分けて運用する方法です。

コア部分はもちろん無難な成果を期待できるインデックス投資です。3%〜7%ぐらいのリターンを無心で狙っています。

コア資産

  • インデックス投資:つみたてNISA・iDeCo・特定口座で運用

サテライト部分は、以下の3つの手法を採用しています。

サテライト資産

  1. 米国株:成長株投資・グロース投資
    参考図書:オニールの成長株発掘法 【第4版】
    参考図書:ミネルヴィニの成長株投資法
    参考図書:株式トレード 基本と原則
  2. トレンドフォロー:株価指数、商品、為替、債券で発生するトレンドに追従する手法。株式投資と相関低い
    参考図書:伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術
    参考図書:トレンドフォロー大全
    参考図書:トレンドフォロー白書
  3. 短期逆張りトレード:株価指数CFD。トレンドフォローと相関低い
    参考図書:魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門
    参考図書:ラリー・ウィリアムズの短期売買法 【改定第2版】
    参考図書:高勝率システムの考え方と作り方と検証
  4. (投資本って何でこんなに高いんですかね・・・)

それぞれの手法の相関が低いところが気に入っています。

例えば、「トレンドフォロー白書」によれば、MSCIワールドと先物トレンドフォローを6:4の配分で保有すれば、リスクを下げつつリターンを11%程度まで上げることができると言われています。

blank

参考:トレンドフォロー白書

株式のリスクを下げるのは債券が有名ですが、「トレンドフォロー」を使うとリスクを下げつつ、リターンをさらに高められるというところが面白いですよね。

そろそろ来ると言われている暴落に対して、トレンドフォローが「下落のクッション」どころか「リターンの起爆剤」になってくれることを期待して絶賛検証中です。

サテライト部分は、このようなおもしろいネタの実践・検証という位置づけで投資しています。

今回のベストバイストックは、上記サテライト投資の中で「米国株」のものになります。

SPONSORED

米国株の投資スタイルはウイリアム・オニール先生のCAN-SLIMをベースとした小型株のグロース投資

米国株の投資スタイルはウイリアム・オニール先生のCAN-SLIMをベースとした小型株のグロース投資

米国株は、ウイリアム・オニール先生の「CAN-SLIM」をベースとした小型株のグロース投資を実践しています。

「CAN-SLIM」では以下のような銘柄に投資をします。

CAN-SLIMの条件

  • C 当期四半期利益:当期四半期のEPS成長率(前年同期比)が25%以上
  • A 年間利益:年間EPS成長率が25%以上
  • N 新製品・新経営陣・新高値:革新的な新商品を持っていたり、新経営陣に変わった企業を新高値を付けたときに買う
  • S 需要と供給:小資本の小型株の方が値上がりも値下がりも早い。ブレイクアウト時に出来高急増銘柄を狙う
  • L 先導株・停滞株:レラティブストレングス80以上
  • I 機関投資家の保有:機関投資家による買いが増加している銘柄
  • M 株式市場の方向:マーケットのトレンドに逆らわない。

ここで紹介している条件の他にも細かいポイントがいくつもあるので、詳細を知りたい方はオニール先生の本をぜひ読んでみてください。

参考:オニールの成長株発掘法 【第4版】

「CAN-SLIM」は企業の中身をみるファンダメンタルとチャートの形状をみるテクニカルの両面から買う銘柄と買うタイミングを探るのが特徴です。

銘柄探しに必要なデータはオニール先生が作ったIBD(Investors Business Daily)や、macrotrends(過去10年分のEPS推移など)で確認できます。

IBDは有料コンテンツですが、株価指数に対する相対的な強さを表すレラティブストレングスなど一部無料で確認できるので、米国の成長株投資をやるなら一見の価値ありです。

「CAN-SLIM」で株を売却するのは以下の条件を満たしたときです。

売りの条件

  • 損切り:株価が7%下落したら無条件で損切り
    50%下落も最初は7%下落から始まる。ここで止血すれば軽傷で済む
  • 利益確定:株価が20%以上上昇したら利確
    多くの成長株が20%〜25%上昇で一度止まるから
  • 利確の例外:3週間以内に20%以上上昇したら8週間保有し続ける
    短期で急上昇する銘柄は大化けする可能性を秘めているから

上記の条件をもとに売り判断をしていますが、実際の成績に応じて絶賛調整中です。

blank
シータ
いつ、何を買い、いつ売るか、が比較的明確だから個人的にはやりやすく感じてるよ!
SPONSORED

僕の米国グロース投資リターンランキング【これが僕のベストバイストックだ!】

僕の米国グロース投資リターンランキング【これが僕のベストバイストックだ!】

さて、前置きが長くなりましたが、ここから僕の米国グロース投資リターンランキングをご紹介します。

blank
シータ
10月末から購入した米国成長株11銘柄のリターンランキングはこんな感じだよ!
【2019/12/18時点】
銘柄リターン%購入日保有状況
INMD46.54%2019/10/22保有中
PLMR19.65%2019/11/7保有中
FTNT14.49%2019/11/7保有中
BOOT12.25%2019/11/6保有中
AUDC11.06%2019/11/15保有中
NMIH6.75%2019/12/4保有中
PCTY6.41%2019/11/18保有中
INCY2.05%2019/11/21保有中
NOW1.65%2019/12/11保有中
PAYC-1.30%2019/11/21保有中
DOCU-0.53%2019/11/4売却済

「DOCU」は購入条件を満たしていないのに惰性で買ってしまったため、損切り水準に到達する前に売却しました。猛省)

blank
シータ
上位から3つを簡単に紹介するよ!

1位:【INMD】インモード(+46.54%)【ベストバイストック2019】

1位:【INMD】インモード(+46.54%)【ベストバイストック2019】

インモード(INMD)が僕の2019ベストバイストックです。

米国成長株投資を志して最初に買った銘柄でありながら、個別株で僕史上最大のリターンを出してくれた奇跡の銘柄です。

blank
シータ
こんなことってあるんですね…!

正にビギナーズラックが発揮された典型例ですね。調子に乗るとやられてしまうので、感情を殺して「CAN-SLIM」のルールに従った売買をしていきたいと思います。

インモードはイスラエルの医療機器メーカーで、高周波を利用した体への負担が低いしみとりや脂肪分解を行える機器の製造・販売をしています。

blank
シータ
インモードのCAN-SLIM的な条件はこんな感じだよ!
項目
当期四半期
EPS成長率
(YoY)
61.54%
年間
EPS成長率
138%
ROE50.60%
レラティブ
ストレングス
99
時価総額13.4億ドル
株価29.48ドル
上場日2019/08/08

上場直後からしっかり黒字を出していて、EPS成長率は当期四半期、年間で見ても成長率に申し分ありません。

レラティブストレングス(直近1年間のS&P500との相対的な値動きの強さを1〜99で表した数値)は、最高値の99になっています…!

INMDを買ったときのチャートは以下です。

INMDを買ったときのチャート

10月22日、直近の最高値29.38の0.1ドル上29.48ドルで購入しました。出来高が平常時の2倍以上に増えていて、これは機関投資家の買いを示唆しており、CAN-SLIMのルールにピッタリハマる形で買うことができました。

INMDは短期間で劇的に上昇して「3週間以内に20%以上上昇したら8週間保有し続ける」の条件を満たしたので、保有し続けています。

ただ、新高値29.48ドルを突き抜けたブレイクアウト後に最大の出来高と上昇を見せた11月18日は「クライマックストップ」と呼ばれる「売り推奨の日」でもあったので、今回はちょっと失敗したかもです。

ボラティリティが半端ないです。

blank
シータ
1つずつ経験して学んでいくしかないね…!
SPONSORED

2位:【PLMR】パロマー・ホールディングス(+19.65%)

2位:【PLMR】パロマー・ホールディングス(+19.65%)

2位はパロマー・ホールディングスで、+19.65%のリターンです。

パロマー・ホールディングスは、地震、洪水、竜巻、ハリケーンなど他の保険会社では対象外になる領域に焦点をあてた保険商品を提供している会社です。

blank
シータ
パロマー・ホールディングスのCAN-SLIM的な条件はこんな感じだよ!
項目
当期四半期
EPS成長率
(YoY)
244.44%
年間
EPS成長率
476%
ROE0.00%
レラティブ
ストレングス
99
時価総額12.6億ドル
株価44.94ドル
上場日2019/04/17

PLMRも上場から日が浅く、四半期EPS、年間EPSの成長が著しいです。

PLMRを買ったときのチャートは以下です。

PLMRを買ったときのチャート

直前の最高値46.78ドルを超えたところで買おうと決め、サクソバンク証券での逆指値注文を入れるはずが、誤って成行注文をだしてしまったため、44.94ドルでの購入になりました(汗)

幸いマーケット全体が強気相場であったこともあり、すぐに最高値を突き抜けていってくれたのでそのまま今にいたります。

欲張らずCAN-SLIMのルールに従い「20%以上のリターンが出たら利確して」次へ進もうと思います。

blank
シータ
慣れない証券会社ではみんなも注文方法を気をつけてね!

3位:【FTNT】フォーティネット(+14.49%)

3位:【FTNT】フォーティネット(+14.49%)

フォーティネットはサイバーセキュリティ会社で、ファイアウォール、次世代ファイアウォールなどネットワーク用のセキュリティー機器、関連ソフトウエア、保守サービスを提供しています。

blank
シータ
フォーティネットのCAN-SLIM的な条件はこんな感じだよ!
項目
当期四半期
EPS成長率
(YoY)
39.39%
年間
EPS成長率
961%
ROE35.99%
レラティブ
ストレングス
94
時価総額181.8億ドル
株価92.89ドル
上場日2009/11/18

FTNTは上場からちょうど10年ぐらいの会社。EPS成長率は四半期、年間ともに劇的に伸びています。レラティブストレングスも強く買い対象として合格点でした。

FTNTを買ったタイミングは以下です。

FTNTを買ったタイミング

目標購入価格は、直近の高値92.79ドルに0.1ドルを加えた97.89ドルです。

10月31日の好決算を受けて11月1日出来高が急増して株価も急上昇しました。

その後もするすると目標価格を超えてきたのでそこで買いました。

blank
シータ
体感では出来高急増を伴うとやっぱりその後強い株価上昇につながることが多いから期待できるよ!
SPONSORED

まとめ:時間に余裕がある人はサテライトで成長株投資にチャレンジしてみるのはいかが?

時間が全くなかった会社員時代は僕もインデックス投資の一点張りでしたが、夏頃ニートになってからは比較的時間にゆとりができ、成長株など様々な投資方法の勉強を始めました。

個人的に成長株投資は、試行回数を増やしやすくPDCAサイクルを回して改善がやりやすいため気に入っています。(バリュー投資や高配当戦略は何を持って成功とし、何を持って失敗とみなせばよいか、まだ自分の中で答えが見えてません・・・)

ぶっちゃけ手法はそれぞれ自分にあったものを選択すれば良いので何でも良いと思います。

インデックス投資に退屈していて時間に余裕がある人は、新たな手法の検証をしてみると楽しいのでおすすめです。

blank
シータ
とはいえ、資産の大半は堅実なインデックス投資で運用しておき、サテライト部分で学習・検証するのが良いと思うよ!
SPONSORED

次回のベストバイストック2019は?

ベストバイストック2019、次回は人気ブロガーのつみたて次郎さん(@tsumitatejiro)です!

CHECK! つみたて次郎の投資日記

ぜひあわせてごらんください!

ベストバイストック2019参加者一覧

日付氏名ブログ名
12月25日NightWalkerNightWalker’s Investment Blog
12月24日ミスターマーケットミスターマーケットの日本株米国株投資ブログ
12月23日ずずずずずず のんびり日記 米国株日本株投資
12月22日りんたろうThe Arts and Investment Studies
12月21日mortmort投資ブログ
12月20日つみたて次郎つみたて次郎の投資日記
12月19日シータつみたてシータ
12月18日もみあげ”もみあげ”の米国株投資
12月17日こトリさんこトリさんが!米国株投資で借金家族を助けたい!
12月16日しょこら【24/7】高配当株とかマイレージとか車とか【独り言】
12月15日なまずん弱者のゲーム
12月14日みさきのんびりコツコツ投資生活
12月13日ひめだかこつこつとスマートに暮らそう
12月12日橘龍馬マネーの研究所
12月11日パーサモウニアス月16万の都会暮らし資産運用記
12月10日ナザールトラインベスト
12月9日ジロジロの端株投資奮闘記
12月8日HIROBUNHIROBUNが投資信託を見える化するブログ
12月7日Masamiほんのひとさじ
12月6日サンダーDCとNISAとPOINT投資
12月5日ねこまにあにじいろライフログ
12月4日りんりバンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
12月3日みとべみとべのできるかな
12月2日みらい東北投信
12月1日ななし氷河期ブログ

米国株でおすすめの証券会社

blank
SBI証券
blank
マネックス証券









コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください