積立NISA(つみたてNISA)の移管!SBI証券から楽天証券へ金融機関変更をする方法





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こんにちは、2019年分から一般NISA→つみたてNISAへ引っ越しをしたシータ@tsumitate_theta)です。

つみたてNISAの口座移管は毎年10月から受付がスタートします。

僕は2018年10月につみたてNISAの移管手続きをして、SBI証券の一般NISAから楽天証券のつみたてNISAへ引っ越しをしました。

理由は楽天証券のポイント関連施策がオトク過ぎたからですね。

僕の他にもSBI証券から楽天証券のつみたてNISAへ乗り換えたい人はたくさんいると思うので、僕が実際にやったNISA切り替えに必要な具体的な手順と注意点を完全解説します。

この記事で分かること

  • SBI証券から楽天証券へつみたてNISAを切り替える手順
  • つみたてNISAを切り替える注意点

なお、「iDeCo・NISAとの違い」「おすすめの資産配分」「金融機関」「商品」などつみたてNISAの網羅的な攻略情報は「つみたてNISAサイトマップ」にまとめているので、これからつみたてNISAを始めようという方は、ぜひご覧ください。

また、全体像をさらっと流し読みしたい方は「つみたてNISA(積立NISA)の始め方!初心者でも失敗しない完全ガイド」こちらの方からご覧下さい。

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シータ
それでは早速みていきましょう!




僕がSBI証券から楽天証券へつみたてNISAを変更する理由

僕がNISAをSBI証券から楽天証券へ乗り換えようと思った理由は次の3つです。

積立NISAを楽天証券に決めた理由

  1. 毎月の積立を楽天カードで支払えば、1%のポイントがもらえる
  2. 自動積立に楽天ポイントを利用できる
  3. 毎月500ポイント投資をすると楽天市場での買い物がポイント+1倍になる

毎月の積立を楽天カードで支払えば、1%のポイントがもらえる

1%ポイントが貯まる

2018年10月27日から「つみたてNISA」の積立資金を楽天カード払いにするだけで、積み立て額の1%楽天ポイントをもらえるようになります。

カード払いによる投信信託積立でポイントがもらえるのは楽天証券だけです。

SBI証券で投信積立をするよりも、楽天証券で投信積立をすれば、無条件で1%お得になります。

つみたてNISAの商品ラインナップはSBI証券と楽天証券に差はほとんどないので、運用で困ることもありません。

僕的にはこれだけで乗り換える理由には十分です。

自動積立に楽天ポイントを利用できる

楽天ポイントで投資信託

さらに2018年9月末から自動積立で楽天ポイントが利用できるようになりました。

つまり、カード払いで貯めたり、楽天市場の買い物で貯めたポイントを、自動的にそのまま次の投信積立に再投資ができるんです。

これはめっちゃ便利ですよね。ETFの配当を自動で再投資するかのような感覚で使えるのでは思ってます。

楽天SPUで毎月500ポイント投資をすると楽天市場での買い物がポイント+1倍になる

楽天SPUに楽天証券が仲間入り

2018年9月から楽天証券が楽天スーパーポイントアッププログラムの対象に追加されました。

毎月500円(うち1ポイント以上楽天ポイント利用)のポイント投資で楽天市場での買い物がポイント+1倍になります。

楽天ふるさと納税でポイント還元率を最大化する3つの方法。お買い物マラソンとSPUを併用」で紹介しているとおり、僕はふるさと納税で楽天市場をフル活用しているので、楽天市場でのポイントアップもとても魅力的です。

2018年9月〜10月にかけて、楽天証券のつみたてNISAが一気に魅力的になりました。

これはもう乗り換えない理由が見つからないなということで、このタイミングで乗り換えることにしました。

CHECK! 【楽天証券】口座開設キャンペーン

つみたてNISAの金融機関変更の流れ

つみたてNISAで金融機関を変更する流れは次のとおりです。

つみたてNISA移管の流れ

  • Step1. SBI証券へ電話して「金融商品取引業者等変更届出書」を取り寄せる
  • Step2. 楽天証券へ資料請求してスターターきっとを取り寄せる
  • Step3. SBI証券へ「変更届出書」を返送して「非課税管理勘定廃止通知書」を取り寄せる
  • Step4. 楽天証券へ書類返送
  • しばらくするとNISA口座開設完了!
つみたてNISA移管の流れ

1つずつご紹介します。

Step1. SBI証券へ電話して「金融商品取引業者等変更届出書」を取り寄せる

SBI証券で開設済みのNISAをほかの金融機関へ移すには、SBI証券へ電話して必要書類を取り寄せる必要があります。

電話でしか取り寄せられないのが残念。ネガティブな部分にお金はかけたくなかったのでしょう。

我慢して以下の番号に電話して「つみたてNISAを他の金融機関へ移管したいんだけど」と伝えましょう。

SBI証券の連絡先

  • 0120-104-214(トーシニイーヨ)
  • 0570-550-104(ゴーゴートーシ)携帯電話・PHSの方はこちら
  • 平日8:00~18:00(年末年始を除く)

参考:SBI証券に開設しているNISA口座を他社に移すことはできますか?|よくある質問

2〜3日で書類は届くと思います。

僕は10月3日に電話をして、10月5日にSBI証券から書類が届きました。

Step1のスケジュール(僕の例)

  • 10月3日:SBIに電話
  • 10月5日:書類到着

Step2. 楽天証券へ資料請求してスターターきっとを取り寄せる

つみたてNISAの資料請求にはあらかじめ楽天証券の総合口座が開設済みである必要があります。

まだ口座をお持ちでない方は先に「楽天証券口座開設ページ」で口座を開設を済ませましょう。

口座開設・口座維持はもちろん無料です。

口座開設が完了した前提で話を進めます。

楽天証券へログインしてNISAページへ

まずNISAページから楽天証券へログインします。

NISA申し込み画面で「NISA口座を他社から変更する」をクリック

NISAの申し込み画面が表示されるので「NISA口座を他社から変更する」をクリックします。
楽天証券でつみたてNISA移管

「つみたてNISAを開設」を選択し「申し込む」をクリック

「つみたてNISA」「NISA」を選択する画面に進みます。

「つみたてNISAを開設」を選択し「申し込む」をクリックします。
楽天証券でつみたてNISA移管ステップ2

つみたてNISAの口座申込みは完了

以上でつみたてNISAの口座申込みは完了です。
楽天証券つみたてNISA移管完了

楽天証券からつみたてNISAのスターターキットが届くのを待ちましょう。

つみたてNISAの受付状況はいつでも確認できる

つみたてNISA移管の受付状況はいつでもNISAページから確認ができます。

資料請求直後はこんな感じです。

楽天証券つみたてNISA受付状況

なかなか書類が来ないなんて時には受付状況を確認して見ましょう。

Step2のスケジュール(僕の例)

  • 10月5日:webで申し込み
  • 10月11日:書類到着

Step3. SBI証券へ「変更届出書」を返送して「非課税管理勘定廃止通知書」を取り寄せる

SBI証券から取り寄せた「変更届出書」に必要な情報を記載して、返送します。

SBI証券の金融機関変更届出書
書類で記載する項目

  1. 提出年月日
  2. ご氏名

上記2箇所を記載して、返送用封筒に入れて、SBI証券へ返送しましょう。

数日で「勘定廃止通知書」が届くはずなのでそれまで待ちます。

Step3のスケジュール(僕の例)

  • 10月6日:SBIへ返送
  • 10月12日:到着

Step4. 楽天証券へ書類返送

後日、楽天証券から届いたスターターキットに必要情報を記入し、「勘定廃止通知書」を添えて返信します。

楽天証券へのNISA移管で必要な書類

スターターキットの中に必要書類の説明がありました。他社からの変更で必要な書類は次のとおりです。

他社からのNISA移管で必要な書類

  1. NISA口座開設届出書
  2. 勘定廃止通知書
  3. マイナンバー通知書(楽天証券口座を開設済みなら不要)

僕は楽天証券開設済みなので①と②のみです。

①NISA口座開設届出書は「他の金融機関のNISA口座から変更する」にチェックを入れる

NISA口座開設届出書はチェックを忘れずに

忘れずにチェックだけ入れましょう

②勘定廃止通知書は何もする必要なし

SBI証券から届いた勘定廃止通知書を用意します。こんな書類です。

勘定廃止通知書は何もしなくてOK

これら①と②を同封の返信用封筒に入れて、返信しましょう。

書類を返送したら、後はつみたてNISA口座が開設されるのを待つのみです。

Step4のスケジュール(僕の例)

  • 10月13日:楽天証券へ返送
  • 10月26日:楽天証券から開設手続き完了メール

2週間ぐらい経つとこんなメールが来て、つみたてNISA口座開設が完了します。

つみたてNISA開設完了
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シータ
お疲れ様!

つみたてNISAを変更するときの注意点

つみたてNISAを変更するとき、いくつか注意点があります。

つみたてNISA移管の注意点

  • NISAは1年で1口座
  • NISAからつみたてNISAに切り替えるとロールオーバーができなくなる
  • 今年の分のNISA枠を使用済みの場合、翌年度からしかNISA乗り換えはできない
  • 翌年度分の申し込みは10月1日から

NISAは1年で1口座

NISAは同一年内に複数の金融機関で口座開設することはできません。

僕がつみたてNISAの口座をSBIから楽天へ「移管」しようとしているのは、このためです。

既にNISA口座を開設済みの人が別の金融機関にNISAを作ろうとすると、必ず今回のような移管作業が発生するので覚えておいてください。

NISAからつみたてNISAに切り替えるとロールオーバーができなくなる

従来のNISA「一般NISA」から「つみたてNISA」に切り替えるときは「一般NISA」では使えたロールオーバーができなくなるので認識しておいてください。

ロールオーバーの可否を含め、「一般NISA」と「つみたてNISA」どちらが節税効果が高いは「NISAとつみたて(積立)NISAはどっちがお得?節税額を徹底比較」で検証済みで、長期投資であれば「つみたてNISA」の方が節税額が大きいことがわかっています。

なので、数年で売却を考えていない場合は気にしなくともOKです。

今年の分のNISA枠を使用済みの場合、翌年度からしかNISA乗り換えはできない

僕もそうだったのですが、今年のNISA枠を少しでも利用してしまうと、同一年内は他の金融機関へ切り替えることができなくなるので覚えておいてください。

もし、NISA枠を利用済みの場合は翌年分のNISA受付が始める10月1日以降まで待つ必要があります。

翌年度分の申し込みは10月1日から

翌年度分のNISA/つみたてNISA申し込みは10月1日からスタートします。

本日は2018年10月5日なので、すでに2019年分の受付期間に入りました。

移管作業は時間がかかります。来年度から楽天証券のつみたてNISAを検討中の方は、10月のうちに移管手続きを進めておくと良いと思います。

まとめ:つみたてNISAはポイント還元がお得な楽天証券でやろう

一見複雑そうなつみたてNISAの移管手続きをまとめました。

やることは電話して、書類に記入するだけなので簡単です。

繰り返しになりますが、つみたてNISAをやるなら「楽天カード払いで積立をすると1%ポイント還元がもらえる楽天証券」が他社と比べてお得です。投信積立のクレカ払いでポイント還元があるのは楽天証券だけです。

1%コストを安くできると、長期の資産運用で有利に働きます。少しでもリターンを増やしたいので、僕もSBI証券から楽天証券のつみたてNISAへ移管をしました。

口座開設は少し面倒に感じるかもしれませんが、ノーリスクでリターンが増やせるので単純にやらないともったいないです。

今なら期間限定で楽天ポイントをもらえるキャンペーンも開催中です。

まだの口座をお持ちでない方は、お得なこのタイミングで申し込んでおきましょう。

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楽天証券と他証券会社の比較は、こちらの記事をご覧ください。

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