こんにちは、インデックス投資で1000万円を運用しているシータ(@tsumitate_theta)です。
「りそな銀行のつみたてNISAってどうなんだろう。おすすめがあれば知りたいな」
そんな方向けにりそな銀行のおすすめ商品をご紹介します。
- つみたてNISAの商品の選び方が分かる
- りそな銀行のつみたてNISAでおすすめ商品が分かる
なお、「iDeCo・NISAとの違い」「おすすめの資産配分」「金融機関」「商品」などつみたてNISAの網羅的な攻略情報は「つみたてNISAサイトマップ」にまとめているので、これからつみたてNISAを始めようという方は、ぜひご覧ください。
CHECK! つみたてNISAサイトマップ
また、その他のおすすめ商品について知りたい方は「【2020年】積立NISA(つみたてNISA)のおすすめ商品・銘柄と選び方まとめ」もあわせてご覧ください。
目次
りそな銀行の積立NISA商品ラインナップは4本!
次の4つの商品の中から選べるよ!
ファンド名 | 信託報酬 | 純資産総額 (2021/06/30) |
---|---|---|
先進国株式 Smart-i 先進国株式インデックス | 0.22% | 106.43億円 |
新興国株式 Smart-i 新興国株式インデックス | 0.374% | 23.98億円 |
日本株式 Smart-i 日経225インデックス | 0.187% | 28.94億円 |
バランス つみたてバランスファンド | 0.2145% | 152.13億円 |
参考:つみたてNISA│NISA(少額投資非課税制度)│りそな銀行
つみたてNISAで商品を選ぶ5つのポイント
- 市場平均の成果を目指す「インデックスファンド」の中から選ぶ
- アセットクラスは新興国株式、先進国株式、全世界株式の中から選ぶ
- 各アセットクラスの中で信託報酬が安いものを選ぶ
- 純資産残高が一定以上に大きく、右肩上がりに増えているものを選ぶ
- 信託報酬の値下げ実績があると理想
商品選びの詳細は「つみたてNISAの商品の選び方!失敗しない5つのポイント」で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
CHECK! つみたてNISAの商品の選び方!失敗しない5つのポイント
りそな銀行のつみたてNISAでおすすめできる商品:Smart-i 先進国株式インデックス
ファンド名 | Smart-i 先進国株式インデックス |
---|---|
設定日 | 2017/08/29 |
商品種別 | インデックス投信 |
資産クラス | 先進国株式 |
対象インデックス | MSCI コクサイ・インデックス |
購入手数料 | 0% |
信託財産留保額 | 0% |
信託報酬 | 0.22% |
純資産総額 | 106.43億円 (2021/06/30) |
主な販売会社 | 楽天証券、SBI証券、マネックス証券 |
「Smart-i 先進国株式インデックス」は、「先進国株式」への投資できるので、世界株式市場の約80%をカバーできます。
複数のファンドを組み合わせて運用する余裕がある方は、「Smart-i 先進国株式インデックス」に加えて「Smart-i 新興国株式インデックス」を積み立てるのも良いと思います。
ただし、新興国株式はリスクが高い資産クラスなので、「「Smart-i 先進国株式インデックス」」に対して1割〜3割ぐらいにとどめておくと良いと思います。
「つみたてバランスファンド」は「バランスファンド」なのでおすすめしない
むしろ「リターンの低い債券」があることで「リスク」も「リターン」も足を引っ張ることになるから、積立NISAでは不向きなんだ!
詳しくはこちらの記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。
CHECK! 積立NISAで債券は必要?【長期投資では不要です】
「Smart-i 日経225インデックス」は「日本株式」なのでおすすめしない
日本はこれから少子高齢化を迎えます。稼ぎ頭の「生産年齢人口」が減るため、日本全体でお金を消費する人たちが減ってしまいます。
また、高齢化が進み、社会保障費は増大し続ける一方でそれを支える歳入が不足するため、所得税、消費税などの増税や社会保険料負担増は避けられそうにありません。
このような環境下で日本経済が20年という長期間成長を続けることは相当厳しいことだなと個人的には思います。
日本に住み、日本で働くだけでも「人的資本」を日本に投資しているので、一定のリスクを背負っています。
日本で働いているだけで、日本への投資は十分すぎるほどしていると思うから、「金融資産」の投資は海外へ向けるのをおすすめするよ!
これからは世界も見てみるぽっぽよ
これまでの日本とこれからの日本はこちらの記事にまとまっているので、気になる方は一度ご覧ください。
りそな銀行の手数料は?【つみたてNISAはどこでやっても無料です】
- 販売手数料はゼロ
- インデックスファンドの信託報酬を制限
国内資産への投資:信託報酬0.5%以下
海外資産への投資:信託報酬0.75%以下 - 毎月分配型でないこと
- 信託契約期間が無期限または20年以上であること
長期投資に適しているもの
「つみたてNISA」で売られている商品であれば、信託報酬以外の手数料は気にしなくてもだいじょうぶです。
りそな銀行のつみたてNISAの口コミ・評判は?
ネット証券と比べると商品ラインナップが見劣りする
りそな銀行の商品ラインナップは、個人的には悪くないと思います。
何がいいって「アクティブファンド」が1本もないことです。
とはいえ、ネット証券の商品ラインナップと比較すると、コストの差は決して小さくはないです。
ネット証券を代表して楽天証券・SBI証券とりそな銀行の「主な資産クラスの最安商品」をまとめたのが次の表です。
投資対象 | りそな銀行 | 楽天証券 | SBI証券 |
---|---|---|---|
先進国株式 | Smart-i 先進国株式 インデックス 0.22% | eMAXIS Slim 先進国株式 0.1023% | eMAXIS Slim 先進国株式 0.1023% |
新興国株式 | Smart-i 新興国株式 インデックス 0.374% | eMAXIS Slim 新興国株式 0.187% | eMAXIS Slim 新興国株式 0.187% |
全世界株式 | 取り扱い なし | eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) 0.1144% | eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) 0.1144% |
全世界株式 (除く日本) | 取り扱い なし | eMAXIS Slim 全世界株式 (除く日本) 0.1144% | eMAXIS Slim 全世界株式 (除く日本) 0.1144% |
先進国株式、新興国株式ともにりそな銀行の方が約2倍程度の費用がかかってしまいます。
また、初心者におすすめの「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」がりそな銀行にはないので、その点も楽天証券に劣ってしまいます。
りそなの積立nisaは「りそなクラブ」でポイントが貯めるけど、楽天証券のお得度にはまだまだ勝てない
りそな銀行には「りそなクラブ」というポイントサービスがあります。
楽天証券とりそな銀行のポイントサービスを比較したものが次の表です。
項目 | りそな銀行 | 楽天証券 |
---|---|---|
購入時 ポイント利用 | なし | ポイント 利用可能 |
購入時 ポイント還元 | 1万円以上購入で 月最大5ポイント | 楽天カード払いで購入金額の1%還元 |
保有時 ポイント還元 | 月末残高30万以上 300万未満 月20ポイント (年率0.008%〜0.08%) 月末残高300万以上 月50ポイント (年率0.002%以下) | 年率0.048% 10万円ごとに毎月4pt |
「購入時」で比較すると、りそな銀行は「1万円に対して5ポイント」ですが、楽天証券は「1万円に対して500ポイント」たまり、100倍の開きがあります。
「保有中」では、りそな銀行は「月末残高が30万以上300万未満の場合、月20ポイント」がもらえ、楽天銀行は「10万ポイントごとに月4ポイント」です。
「月末残高が30万から50万」の場合はりそな銀行の方がお得ですが、「月末残高が50万円以上」になると、楽天証券の方が常にお得になります。
遊びじゃなく本当に資産を増やしたいならネット証券を僕はおすすめするよ!
SBI証券なら「つみたてNISA」だけでなく、「iDeCo」や「米国株」まで万能。証券口座を複数作らずに済む
つみたてNISAでのお得度は楽天証券がTOPですが、「iDeCo」や「米国株」など他のサービスまでを含めた総合点で考えると、SBI証券がNo1と言えます。
「つみたてNISAだけでなくiDeCoもやろうか考えている」「でも、証券口座を複数作るのは管理が大変そうだから避けたい」
こんな方は、多少のお得よりも「利便性」を優先して、SBI証券で口座を作ると幸せになれると思います。
まとめ:ネットができる人なら楽天証券かSBI証券でつみたてNISAを始めよう
りそな銀行は4本つみたてNISA取り扱い商品がありますが、その中でもおすすめは「Smart-i 先進国株式インデックス」です。
また、つみたてNISAの商品の選び方もおさらいしておきます。
- 市場平均の成果を目指す「インデックスファンド」の中から選ぶ
- アセットクラスは新興国株式、先進国株式、全世界株式の中から選ぶ
- 各アセットクラスの中で信託報酬が安いものを選ぶ
- 純資産残高が一定以上に大きく、右肩上がりに増えているものを選ぶ
- 信託報酬の値下げ実績があると理想
どの証券会社を使う場合でもそのまま当てはめることができます。ぜひ覚えておいてください。
りそな銀行のおすすめ商品をご紹介しましたが、ネットが少しでも使える方であれば絶対にネット証券を利用する方がお得です。
つみたてNISAを始めるなら、お得度No1の楽天証券か、利便性No1のSBI証券がおすすめです。
コストを安くできると、長期の資産運用で有利に働きます。少しでもリターンを増やしたいので、僕はSBI証券から楽天証券のつみたてNISAへ移管をしました。
一方、楽天証券は「iDeCo」がネット証券最弱なので、iDeCoも含めて1つの証券会社でやりたい方はSBI証券がおすすめです。SBI証券ならiDeCoだけでなく米国株まで国内トップクラスの最安手数料と商品ラインナップが利用できます。
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