【積立NISA】コロナでリーマンショック再来?!当時の下げ幅・推移・期間は?歴史を知り暴落に備えるべし





記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「暴落の数だけ人は強くなれる」

こんにちは、リーマンショックではFXで500万円失い、一発退場したシータ@tsumitate_theta)です。

blank
サブレくん
米国に連鎖して世界中の株価が下落してるぽっぽ

またリーマンショックみたいな大暴落が来るぽっぽ?

blank
シータ
可能性はあるね。これからのことは予想しきれないけど

いったん当時の推移を振り返ってみよう!

リーマンショックが起きた2008年、まだ投資をしていなかった人も多いと思います。正直僕も失った金額がショックすぎて、どんな推移をしていたのか全く覚えていません。

そこでこの記事では、リーマンショック近辺でのS&P500の推移を振り返り、今後の値動きを占うネタにしてみたいと思います。

この記事でわかること

  • リーマンショックの底までの下げ幅と期間が分かる
  • リーマンショックの底から最高値を更新するまでの期間が分かる
  • 投資初心者は暴落の時に何をすればいいかわかる

なお、「iDeCo・NISAとの違い」「おすすめの資産配分」「金融機関」「商品」などつみたてNISAの網羅的な攻略情報は「つみたてNISAサイトマップ」にまとめているので、これからつみたてNISAを始めようという方は、ぜひご覧ください。

また、その他の「抑えておきたい運用のポイント」について知りたい方は「積立NISA(つみたてNISA)の運用方法|抑えておきたいポイントまとめ」をご覧ください

文字を読むのが面倒な方向けに動画でも解説しているので、簡単に内容を理解したい方はぜひ一度ご覧ください。

blank
シータ
それではさっそく見ていこう!




リーマンショックの下げ幅と底までの期間

blank
シータ
まずはリーマンショック前の最高値から底値までにあたる2007年から2008年までのS&P500の推移をみてみよう!
リーマンショックの下げ幅と底までの期間
blank
シータ
リーマン・ブラザーズが破綻した2008年9月15日からが一般的にはリーマンショックと言われているけど、実はその1年前から株価の下落は始まっていたんだよ!

リーマンショック前の最高値は2007年10月11日で1576.1ドルでした。

リーマンショックの底値までの期間と下げ幅は次のとおりです。

リーマンショックの下落率・期間

  • 下落率;
    →-57.69%(最高値から)
    →-46.69%(リーマン・ブラザーズ破綻から)
  • 期間:
    →約1年半(最高値から)
    →約半年(リーマン・ブラザーズ破綻から)
blank
シータ
株価の最安値は2009年3月6日の666.8ドルだけど、最高値からの下落率は57%にもなるよ!
blank
サブレくん
こんな暴落を直撃したら生きたここちがしないぽっぽね
blank
シータ
そうだね。でも歴史から目を背けちゃダメだよ!大事なことだからじっくり見ていこう

リーマンショックの底に至るまでの騰落率の推移

次にリーマンショックの最高値から底に至る過程をもう少し具体的にみていきます。

暴落だ!といっても、一直線に底値に急降下するなんてことはまずありえません。

株価は上がったり下ったりを繰り返して、高値と安値をじりじりと切り下げながら底を目指していきます。

blank
シータ
リーマンショックの底までの流れはこんな感じになってるよ!
リーマンショックの下げ幅と底までの期間と騰落率

データ元:TradingView

リーマンショックの下落率・期間

  • 2007/10/11:下落前最高値
  • 約1年間 10%強下落→10%弱反発を繰り返す
  • 9/15 リーマン・ブラザーズ破綻
    →一気に-36%まで急落
  • 11/4 20%上昇で希望を見せるものの
    →11/20 -25%で心を折る
  • 1/6 26%上昇でついに底かと思わせつつ
    →3/6 とどめの-29%(ここが底)
blank
シータ
まず最初は2007年10月11日の最高値1576.1ドルから始まるよ

そこから約1ヶ月半かけて2007年11月26日までに-11%下落し、次は半月程度の時間をかけて2007年12月11日に+8%の上昇をみせます。

リーマン・ブラザーズが破綻する直前まで、このように約1年間10%強の下落と10%弱の上昇を繰り返してます。

破綻前の2008年8月12日には最高値から16.68%の下落です。

blank
シータ
急落で一気に下げるのも嫌だけど、約1年かけてじわじわ16%下落していくのもつらそうだよね

その後2008年9月15日にリーマン・ブラザーズが破綻すると株価は急落していきます。

次の底は2008年10月10日で直前の高値から約2ヶ月で36%のもの急落です。

blank
シータ
1年かけて16%下がったっところでさらに36%下がるっていうのがおそろしいよ!!!

でも 本当にこわいのはここからです

blank
シータ
想像してみて!
blank
シータ
株価がほんの2ヶ月で36%も下がったらさすがにもう底をついたと思うじゃない!誰だってそう期待するよね!

その1ヶ月後 2008年11月4日には約20%株価は回復します。

ほっと一息と思いきやそこから3週間で約26%の暴落です。

blank
サブレくん
僕はこのへんで心が折れそうだぽっぽ

ここからは2009年1月6日にかけて26%回復します。

ちょうどさっきの3週間での暴落を取り返したような形です

やっと底を抜けたかと期待を持ち始めたところで、2009年3月6日まで約2ヶ月かけてとどめの29%の大暴落です。

blank
シータ
これはほんとにおそろしいよね。暴落っていうのは1度で終わらないこともあるんだよね

リーマンショックの場合は少なくとも36%、26%、29%と3回の大暴落で揺さぶられています。

よく暴落っていうのは「みんなの希望が消えて売る人がいなくなったら底をつく」と言われますが、確かに20%以上の暴落を3度も上下に揺さぶられたら僕も心がポッキリと折れてしまうかもしれません。

ちょうど最近コロナウィルスの影響で株式市場が暴落していますが、ちょうどいい機会なのでぜひリーマンショックのこの株価のゆさぶりを今の状況に当てはめて想像してみてください。

これからこういうことが起こる可能性もあるっていう風に知っておくと実際に起きたときにパニックにならずに済んで良いと思います。

リーマンショックの底値から最高値を更新するまでの期間

blank
シータ
次は底値から最高値を更新するまでの期間をみていくよ!
リーマンショックの底値から復帰までの期間
blank
シータ
リーマンショックの底値は2009年3月6日で、最高値の更新は2013年4月10日だったよ!

リーマンショックの底からの上げ幅と期間は次のとおりです。

リーマンショックの底からの上げ幅・期間

  • 上昇率:
    →+138%(最高値更新まで)
  • 期間:
    →約4年(最高値更新まで)
blank
シータ
底値から最高値更新までにかかった期間は<>>4年、上昇率は138%だよ!

最高値更新までは4年と時間がかかっていますが、底からの1年間だけをみてみるとまた違った景色が見えてきます。

2010年4月26日に高値の山が出来ていますが、株価の底からこの日までは約1年です。

たった1年間なのに上昇率は82%にもなっています。

blank
シータ
もし暴落途中で売却してしまったら、資産が増えるこの大事な期間を取りこぼすことになってしまうことがよくわかるね!
SPONSORED

リーマンショックの底から最高値更新までの騰落率の推移

リーマンショックの底から最高値更新までの高値、安値と騰落率をまとめたものがこちらです。

リーマンショックの底から最高値更新までの騰落率の推移

こうしてみると、底から最初の1年間が最も上昇率が高いってことがはっきりとわかりますね。

1年間で83%も上昇しています。

blank
シータ
この上昇を絶対に取り逃してはダメだよ!

暴落の途中でこわくなり売却をしてしまうと、この最も大切な1年間を相場から離れてしまうことになるかもしれません

それだけは絶対に避けるようにしましょう。

最初の1年で暴騰した後は、2ヶ月から半年間にわたる下落と10ヶ月近くにわたる上昇を交互に繰り返し、じわじわと高値を切り上げて最高値更新へと向かっています。

期間は4年と長いですが、我慢していれば58%近い下落であってもしっかりと最高値を更新していくのがわかると思います。

SPONSORED

リーマンショック再来?!つみたてNISAの暴落時にどうするべきか

ここまでリーマンショックの値動きを見てきましたが、ここからは実際に暴落に遭遇したときどう行動すべきかについて話をしていきます。

blank
シータ
暴落時にやるべきことはシンプルだよ!
暴落時にやるべきこと

  • 初心者は絶対に売却しない
  • タイミングを図り大金投入をしない
  • いままで通り淡々と積立する

初心者は売却しない

blank
シータ
暴落時はどんなにこわくなっても売却するのだけはやめよう!

リーマンショックの値動きを見てわかったように、暴落が底をついてから回復に向かう最初の1年間が最も株価上昇率が高くなる傾向があります。

株の年間リターンは平均で5%から7%と言われますが、リーマンショックの底からの1年では86%も上昇しています。

もちろん平均5〜7%の数字の中には、リーマンショック直後の86%上昇も含まれています。

blank
シータ
逆に言うと、この86%を取りこぼすようなことがあったら、平均5%から7%のリターンには全く届かなくなるっていうことだよ!

初心者の方が資産形成に失敗してしまう理由の1つは、暴落時に売却して回復期の株価上昇を取りこぼしてしまうことです。

株価推移の損をする部分だけ引き受けて、上昇するところを手放してしまっては単純にもったいないですよね

blank
シータ
そうならないために、途中で売却をしないっていうことが大切だよ!

また、もし暴落の途中で不安になってしまったらこのリーマンショックの価格推移を思い出してみてください。

例え58%クラスの大暴落であっても、4年で最高値を更新しています。

これは何もリーマンショックだけの話ではなくて、過去の暴落と言われるあらゆるものは、しっかりと最高値を更新するところまで回復してきてます。

なので目の前の下落に何も不安に感じる必要はありません。

blank
シータ
時間がいずれ解決してくれるから、20年後を見据えてけして売却をせずにじっくりと育てていこう!
SPONSORED

タイミングを図り大金投入をしない

blank
シータ
タイミングを図り大金投入をしないというのも大切だよ!

暴落の底を見事的中させるのは、素人はおろかプロにとってもとてもむずかしいです。

追加投資のかけがあたったときは気持ちいいかもしれませんが、外れた場合は苦しみが増すことになります。

上級者の方であれば「どのぐらい下落するリスクがあるかを見積もりそれに合わせて段階的に追加投資をしていく」というやり方もあると思いますが、初心者の方にはそういった方法はまだ難しいと思います。

blank
シータ
無理に底を狙って利益を取りに行く必要はないよ

当たると利益は大きいものの外れた場合の精神的ショックは計り知れません。

初心者の方であれば利益を増やすことではなく、無駄な損失を減らすことを優先すべきです。

blank
シータ
むやみに一括で資金投入をしないことをおすすめするよ!

いままでどおり淡々と積立をする

blank
シータ
最後に1番大事なことは「どんな暴落に遭遇しようともいままでどおり淡々と積立をする」っていうことだよ!

基本的に投資の成績が悪くなるのは暴落せいではなくて、不安になりあれやこれやと余計なことをしてしまうことが原因であることが多いです。

先日Twitterでこんな画像が話題になりました。

アメリカの資産運用会社フィデリティの調査結果

アメリカの資産運用会社フィデリティが2003年から2013年の顧客パフォーマンスを調査したところ、以下のような結果になったそうです。

投資成績がよかった人の属性

  • 1位:亡くなっている人
  • 2位:運用しているのを忘れている人
blank
シータ
これはけっこう衝撃だよね!

いかに人が余計なことをして運用パフォーマンスを下げているか、というのがよくあらわれた調査結果だと思います。

専業投資家のような人ではなくていわゆる一般の普通の投資家であれば、
積立の設定だけしたらあとは完全放置で相場を見ることさえしない。

というぐらいの方が、暴落の途中で売却をしてみたり追加投資したりする人よりも、高確率で高いパフォーマンスが出せるはずです。

blank
シータ
予測なんかせず期待もしない、おびえず欲張らず、淡々と積立を継続していこう!
SPONSORED

まとめ:初心者は暴落時も粛々と積立を。つみたてNISAは圧倒的にお得な楽天証券で取り組もう

過去を振り返ってみましたが、投資初心者の方にとってやるべきことは変わりません。

いつもと変わらず積み立てを続けるのみです。逆に相場を見ない方が精神的には良いかもしれません。

blank
シータ
僕もいつもどおり積立を続けるよ

淡々と積立をするのは「つみたてNISA」を利用すると運用益が非課税になるのでお得です。

中でも「楽天カード払いで積立をすると1%ポイント還元がもらえる楽天証券」が圧倒的にお得です。

1%コストを安くできると、長期の資産運用で有利に働きます。少しでもリターンを増やしたいので、僕もSBI証券から楽天証券のつみたてNISAへ移管をしました。

口座開設は少し面倒に感じるかもしれませんが、ノーリスクでリターンが増やせるので単純にやらないともったいないです。

今なら期間限定で楽天ポイントをもらえるキャンペーンも開催中です。

まだの口座をお持ちでない方は、お得なこのタイミングで申し込んでおきましょう。

CHECK! 【楽天証券】口座開設キャンペーン

楽天証券と他証券会社の比較は、こちらの記事をご覧ください。

ローコストでおすすめのネット証券

blank
楽天証券
blank
SBI証券
blank
マネックス証券(iDeCo)









コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください