こんにちは、ブログ収入を増やしサラリーマン卒業を目指しているシータ(@tsumitate_theta)です。
退職時の重要な選択の一つに、健康保険をどうするかがあります。
サラリーマンの退職時に健康保険で選べる選択肢は次の3つです。
- 会社の健康保険を任意継続する
- 国民健康保険に加入する
- 配偶者の扶養に入る
退職後もブログなどでバリバリ稼ぐつもりの方なら、「扶養に入る」の選択肢は不要ですね。
そこで今回は、退職後フリーランスとして生きていく方向けに、健康保険の任意継続と国民健康保険、どちらがお得なのかを計算するシミュレーターを作成したのでご紹介します。
自力で計算すると胃もたれするレベルの複雑さですが、このシミュレーターを使えばサクッとどっちがお得なのかがはっきりとわかります。
ぜひ利用してみてください。
なお、「他の節税対策を詳しく知りたい」という方は、節税の網羅的な情報を「サラリーマンも節税できる!僕が100万円削減した税金対策まとめ」にまとめているのでぜひご覧ください。
健康保険の任意継続と国民健康保険、どちらが安くなるのかシミュレーション
円 国保の保険料に影響します | |
円 任意継続の保険料に影響します | |
39歳以下 40歳以上 |
退職前 | 任意継続 | 国保加入 | |
---|---|---|---|
社会保険料 (合計) | 円 | 円 | 円 |
医療保険 | 健康保険 円 | 健康保険 円 | 国民健康保険 円 |
年金保険 | 厚生年金 円 | 国民年金 円 | 国民年金 円 |
介護保険 | 介護保険 円 | 介護保険 円 | 介護保険 円 |
- 社会保険料:円
= 健康保険料円 + 厚生年金保険料円 + 介護保険料円 - 健康保険料:円
= 標準報酬月額円(等級) x 保険料率% ÷ 2 (会社と折半) - 厚生年金保険料:円
= 標準報酬月額円(等級) x 保険料率% ÷ 2 (会社と折半) - 介護保険料:円(39歳以下は無料)
= 標準報酬月額円(等級) x 保険料率% ÷ 2 (会社と折半)
- 社会保険料:円
= 健康保険料円 + 国民年金保険料円 + 介護保険料円 - 健康保険料:円
= 標準報酬月額円(等級) x 保険料率% - 国民年金保険料:円
= 全員一律 - 介護保険料:円(39歳以下は無料)
= 標準報酬月額円(等級) x 保険料率%
- 社会保険料:円
= 国民健康保険料円 + 国民年金保険料円 + 介護保険料円 - 国民健康保険料:円
= 医療分円 + 支援分円
・医療分:(旧ただし書き所得円 x 所得割料率% + 均等割円) ÷ 12ヶ月
・支援分:(旧ただし書き所得円 x 所得割料率% + 均等割円) ÷ 12ヶ月 - 国民年金保険料:円
= 全員一律 - 介護保険料:円(39歳以下は無料)
= (旧ただし書き所得円 x 所得割料率% + 均等割円) ÷ 12ヶ月
国保の金額は全国市区町村で異なるため、代表として以下の東京都の標準保険料率を利用してます。そのため23区より高めの数字が出やすいです。
参考:東京都:平成30年度確定係数に基づく標準保険料率
計算には、協会けんぽの健康保険料・厚生年金保険料を使っています。
参考:平成30年度保険料額表(平成30年4月分から) | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会
都道府県ごとの健康保険料率は、以下のものを使っています。
参考:平成30年度の協会けんぽの保険料率は3月分(4月納付分)から改定されます
その他、計算に使っている基本的な情報は「【早見表付き】標準報酬月額から社会保険料を計算する方法」を参照ください。
それでも、ちょっとだけ退職前よりは増えたぽっぽよ
覚えておいてね!