こんにちは、インデックス投資で1000万円を運用中のシータ(@tsumitate_theta)です。
「おすすめを教えて欲しいけど2本以上買うとか絶対無理」
「運用中は完全放置で資産が増やせるものを教えてよ!」
こんな初心者の方向けに、つみたてNISAで本当におすすめできる商品ランキングをご紹介します。
今回紹介する投資信託は、「1度つみたて設定をしたらあとはメンテナンスの必要はない、完全ほったらかしでOK」のものを選んでいるので、初心者の方の運用にピッタリはまると思います。ぜひ最後までご覧ください。
- 完全初心者の方が1本だけ買うとしたら何を買えば良いか分かる
なお、「iDeCo・NISAとの違い」「おすすめの資産配分」「金融機関」「商品」などつみたてNISAの網羅的な攻略情報は「つみたてNISAサイトマップ」にまとめているので、これからつみたてNISAを始めようという方は、ぜひご覧ください。
CHECK! つみたてNISAサイトマップ
また、その他のおすすめ商品について知りたい方は「【2020年】積立NISA(つみたてNISA)のおすすめ商品・銘柄と選び方まとめ」もあわせてご覧ください。
文字を読むのが面倒な方向けに動画でも解説しているので、簡単に内容を理解したい方はぜひ一度ご覧ください。
目次
積立NISAで初心者におすすめする銘柄の条件
初めて投資信託で資産運用をする方にふさわしい商品をご紹介するために、以下の点を重視して選びました。
- 1本で世界にバランスよく投資できる商品
- 100%株式の商品
- 信託報酬が安く、純資産総額が右肩上がり
1本で世界にバランスよく投資できる商品
以前、投資に馴染みの薄い両親にこんなことを聞かれました。
「投資信託はどれを買えばいいの?おすすめあったら教えて!」
そのときはある2本の投資信託を伝えたのですが
「それはずっとその2本を買い続けてればOKなの?」
「どこかで切り替えたりしないといけなかったら私は無理よ」
と言われたことを覚えてます。
これを聞いて「初心者の方はただでさえ分からないことだらけ。そんな中2本以上の投資信託を組み合わせてしまうと考えなきゃいけないことが増えちゃって負荷が高くなってしまうな」と気づいたんですよね。
なので、この記事では初めての方でも負荷が上がらない「1本でバランスよく投資できる商品」という基準を最優先に置いて紹介しようと思います。
100%株式の商品
つみたてNISAの「運用益が非課税になる」特性上、投資信託の中身は100%株式の商品を買うのがおすすめです。
株式は高リスク高リターンな商品です。1年〜5年程度の短期で見ると価格変動は大きく、落ち着かない状況もあるかもしれません。
ですが、10年以上の長期になれば価格変動のバラツキは収束して、多くの人は高いリターンを得られます。この価格変動(=リスク)の収束は、期間が長くなればなるほど落ち着くことが歴史から知られています。
なので、債券のような低リターンの商品は含まない100%株式を積立NISAの期間上限である20年保有するのが、最もおすすめの戦略になります。
詳しくは「積立NISAで債券は必要?【長期投資では不要です】」でも紹介しているので、ぜひご覧ください。
CHECK! 積立NISAで債券は必要?【長期投資では不要です】
信託報酬が安く、純資産総額が右肩上がり
信託報酬(=コスト)は1年で見ると大した金額にならないかもしれませんが、20年などの長期投資で見ると予想以上に大きな影響をが出ます。
例えば、信託報酬に0.5%差がある2つの商品で、毎月3万円20年間つみたてたとき、運用益は75万円もの違いが出ます。
- リターン5.5%:運用益5,928,720円
- リターン5.0%:運用益5,182,389円
- 差額:746,331円
5,928,720円 – 5,182,389円
もっと他の数字でも計算してみたい人は「【グラフ付き】積立投資の複利計算シミュレーション【長期の大切さが分かる】」でサクッとシミュレーションできるので試してみてください。
また、純資産総額が大きいと「繰上償還」と呼ばれる「強制的な資産運用停止」を回避しやすくなります。
このあたりの話は「楽天証券のつみたてNISA(積立NISA)対象商品からおすすめ銘柄を紹介」でも紹介しているので、気になる方はご覧ください。
【初心者向け】つみたてNISAで本当におすすめできる商品ランキングベスト3【これ1本でOK】
初心者向けに本当におすすめできる商品は次の3つになります。
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
全世界へ1本で投資 & 圧倒的低コスト - 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
全世界へ1本で投資 & 高い純資産総額 - eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
日本以外の全世界へ1本で投資 & 圧倒的低コスト
第1位:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は、2018年10月31日に新規設定されたまだ新しい投資信託ですが、最大の魅力は「全世界にバランスよく低コストに投資ができる」ことです。
ファンド名 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
---|---|
設定日 | 2018/10/31 |
商品種別 | インデックス投信 |
資産クラス | 全世界株式 |
対象インデックス | MSCI ACWI Index |
購入手数料 | 0% |
信託財産留保額 | 0% |
信託報酬 | 0.1144% |
実質コスト | 0.25028% |
純資産総額 | 2128.39億円 (2021/06/30) |
主な販売会社 | 楽天証券、SBI証券、マネックス証券 |
「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の長所はこちらです。
- 全世界の株式にこれ1本で投資できる(時価総額比率)
- 全世界株式への投資信託で信託報酬が最安
- eMAXIS Slimシリーズは信託報酬の値下げ実績が豊富なため、長期保有に心強い
逆に欠点は次の1点です。
- 若い投資信託のため、純資産総額が5.3億と絶対額が少ない
【2019年10月4日追記】
2018年12月時点で5億だった純資産総額は、2019年9月時点で70億まで順調に増えています。もはや欠点はなくなったと言っても良いかと思います。
「信託報酬0.132%と破格の低コストで、全世界株式へ時価総額比率配分で投資ができる」というメリットを存分に堪能してみてください。
正直「この1位だけでも紹介は十分」というレベルの商品なので、特に他にこだわりがない方であれば「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」をつみたて設定すればOKです。
詳しくは「ついにeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)が登場!初心者はこれ1本を買えばいい」で紹介しているので、そちらもあわせてご覧ください。
第2位:楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)
「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)」は、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」で第1位に選ばれたこともある、「元祖全世界株式の王」とも呼べる投資信託です。
ファンド名 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド |
---|---|
設定日 | 2017/09/29 |
商品種別 | インデックス投信 |
資産クラス | 全世界株式 |
対象インデックス | FTSE Global All Cap Index |
購入手数料 | 0% |
信託財産留保額 | 0% |
信託報酬 | 0.212% |
実質コスト | 0.3088% |
純資産総額 | 1044.23億円 (2021/06/30) |
主な販売会社 | 楽天証券、SBI証券、マネックス証券 |
「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)」の長所はこちらです。
- 全世界の株式にこれ1本で投資できる(時価総額比率)
- 人気投資信託のため、純資産総額が200億越えの安心感
逆に欠点は次の1点です。
信託報酬・実質コストが高い
楽天VTは「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」と比べると、純資産総額は200億を超えていて申し分ないです。
デメリットは信託報酬、特に「実質コストが想定よりも割高だった」ことで、「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」と対照的な結果になっています。
総合的に見て「純資産総額の絶対額」よりも「コストが圧倒的に安い」方がトータルリターンに良い影響を与えるだろうということで、楽天VTは2位となりました。
ただし、楽天VTも2期以降は実質コストは0.3691%まで下がる見込みなので、「実質コストよりも純資産総額の安心感を取りたい方」には今でもおすすめできる商品と言えます。
【2019年10月4日追記】
2019年の実質コストが0.3088%まで下がりました。
2018年の実質コストは0.50202%だったので、劇的に安くなりました。
楽天VTの実質コストの最新情報は「【2019年版】楽天バンガード(VT・VTI・VWO・VYM)の実質コストをeMAXIS Slimシリーズと比較!」で紹介しているのでぜひご覧ください。
第3位:eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」は、これまでの2本と違い、純粋な全世界株式ではありません。日本だけを除外した投資信託になっています。
「リスク低減のために世界に分散投資したい」
「でも、少子高齢化・増税で高負担・低福祉が確定している日本の将来に投資をする気にはなれない」
そんな風に将来を考えている方にぴったりの投資信託になっています。ちなみに僕も「日本の将来に投資するのはこわい」と思ってる派です。
ファンド名 | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) |
---|---|
設定日 | 2018/03/19 |
商品種別 | インデックス投信 |
資産クラス | 全世界株式 |
対象インデックス | MSCI ACWI Index(除く日本) |
購入手数料 | 0% |
信託財産留保額 | 0% |
信託報酬 | 0.1144% |
実質コスト | 0.24574% |
純資産総額 | 694.33億円 (2021/06/30) |
主な販売会社 | 楽天証券、SBI証券、マネックス証券 |
「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」の長所はこちらです。
- 日本以外の全世界の株式にこれ1本で投資できる(時価総額比率)
- 全世界株式への投資信託で信託報酬が最安
- eMAXIS Slimシリーズは信託報酬の値下げ実績が豊富なため、長期保有に心強い
逆に欠点は次の1点です。
- 若い投資信託のため、純資産総額が32億と絶対額が少ない
【2019年10月4日追記】
楽天VTと比べると純資産総額は少ないですが、85億まで右肩上がりに増えてきているので、問題視する必要はないと思います。
「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」は、日本を投資対象からのぞいているため万人向けの商品ではありません。
多くの人にとって最も無難な配分は、全世界の株式を時価総額比率どおりに保有する「市場ポートフォリオ」と呼ばれる配分です。
少し癖のある商品ですが「日本への投資は人的資本=自分の労働力を投下するだけで十分。金融資本は日本以外に分散させるのが良いだろう」と思いを巡らしている方にはドンピシャではまる商品です。
もし、日本の将来に疑問を感じている方は、これ1本でつみたてNISAをするのが良いと思います。
補足:この記事の商品はいずれか1本をつみたてればOKです【複数買う必要はありません】
コメントで次のような質問をいただいたので、補足しておきます。
このページの一位に紹介されている商品だけ買うのと、例えば一位のと二位のを買うといった複数買うのとでは、リスクや利益ではどちらが良いのでしょうか?
やはり複数買った方が将来的には良いのでしょうか?
この記事で紹介している商品はすべて「全世界株式」の商品です。
同じ性質の投資信託は、2本買ってもリスクは減りませんし、リターンも増えないと思っていただいてだいじょうぶです。
お好きなものを1つ選んで積み立てるのが、管理もシンプルになるのでおすすめです。
詳しくは「積立NISA(つみたてNISA)は複数銘柄買うのがいいの?いくつがおすすめ?【商品により異なります】」で具体例付きで解説しているので興味のある方はご覧ください。
まとめ:つみたてNISAはお得な楽天証券か便利なSBI証券で始めよう
初心者におすすめの1本で全世界の株式に投資できるファンドをまとめます。
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
全世界へ1本で投資 & 圧倒的低コスト - 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
全世界へ1本で投資 & 高い純資産総額 - eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
日本以外の全世界へ1本で投資 & 圧倒的低コスト
つみたてNISAを始めるなら、お得度No1の楽天証券か、利便性No1のSBI証券がおすすめです。
コストを安くできると、長期の資産運用で有利に働きます。少しでもリターンを増やしたいので、僕はSBI証券から楽天証券のつみたてNISAへ移管をしました。
一方、楽天証券は「iDeCo」がネット証券最弱なので、iDeCoも含めて1つの証券会社でやりたい方はSBI証券がおすすめです。SBI証券ならiDeCoだけでなく米国株まで国内トップクラスの最安手数料と商品ラインナップが利用できます。
口座開設は少し面倒に感じるかもしれませんが、これがきっかけで「老後の穏やかな暮らし」への道が開けるので、やらないと単純にもったいないです。
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その他証券会社の比較は、こちらの記事をご覧ください。
はじめまして。
積み立てnisaで投資信託を始めたいと思い、調べていた結果このサイトにたどり着きました。
見やすい&分かりやすくて参考になります。
もし良ければ教えていただきたいのですが、このページの一位に紹介されている商品だけ買うのと、例えば一位のと二位のを買うといった複数買うのとでは、リスクや利益ではどちらが良いのでしょうか?
やはり複数買った方が将来的には良いのでしょうか?
突然の質問申し訳ありません。
サボテンさん、コメントありがとうございます。
1位の商品「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」と2位の商品「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」を両方買う必要はありません。
この2本は共に全世界の株式に投資できる投資信託で、内容もほぼ同じです。
同じ性質の投資信託の場合、2本買ってもリスクは減りませんし、リターンも増えないと思っていただいてだいじょうぶです。
お好きな方を1つ選んで積み立てるのが、管理もシンプルになるので良いと思います!
僕に答えられることが他にもあるかもしれないので、わからないことがあればまたなんでも聞いてくださいね!
管理人様、返信ありがとうございます。
参考になりました!
頑張って勉強したいと思います。
初めまして。可愛い猫と読みやすいブログで感謝しています。
積み立てNISAを検討中です。eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を購入しようと思いますが、最低いくらからでないと意味がないとかありますか?そんなに投資できるお金がないので心配です。
はんぺんさん
コメントありがとうございます。本物の「シータ」も喜んでいます!
一部「小額投資では意味がない」とコメントする方もいますが、僕は100円の小額投資だったとしても「投資をする意味はある」と思ってます。
投資を開始した直後が最も含み損になりやすいですが、小額だからこそ含み損になっても冷静でいられます。
また、大金を投下する前に「リアルな資産の上がり下がり」を経験できるので、いざ大金で運用するときが来ても冷静に取り組めるようになると思います。
というわけなので、小額でも気にせずぜひつみたてNISAを始めてみてください!
初めまして!つみたてNISAを始めようとしている者です。とても分かりやすく説明していただきありがとうございます!
つみたてNISA複数とイデコ1本と考えてましたが、こちらのサイトで勉強させていただき、つみたてNISAは1本(全世界オールカントリー)に絞ろうと思います。
ただ、イデコも始めようとしているため、イデコの商品は何を選べば良いか悩んでいます。内容もほぼ同じの商品をそれぞれつみたてNISAとイデコで積立ててもあまり意味が無いのかなと、こちらのサイトを読んで感じています。
どうぞアドバイスよろしくお願いいたします(>_<)
ちゅんこさん、コメントありがとうございます。
イデコで選ぶ商品は、つみたてNISAと同じ商品でも全く問題ありませんよ!
この記事で「同じ全世界株式なら、複数の商品を買う必要はない」と言っているのは
つみたてNISAなどの同一口座の中で同じ商品を買っても「リスクの分散にならない」という理由からです。
つみたてNISAとイデコは「リスクの分散」のために使い分けるのではなく、
たまたま国が用意した制度が別になっているので、
「もらえるなら多くの非課税メリットをもらっておこう」というだけなんです。
そのため、つみたてNISAとイデコでは同じ全世界株式の商品を買っても全く問題ありません!
SBI証券のiDeCoなら「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」
楽天証券のiDeCoなら「楽天VT」
マネックス証券のiDeCoなら「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」
あたりの商品が良いと思います!
資産形成、ともに頑張っていきましょう!
こんにちは!ブログに加えて動画での紹介とてもわかりやすいです。
SBI証券から楽天証券へNISAを移行し、積立を始めよう!と思っていますがシータさんの動画や記事を見る限りでは米国株について勉強していない以上は投資は避けた方が良いのですよね?
イデコではeMAXIS Slim 先進国株式インデックス に投資していますので、積立NISAでは
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) かeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) に投資しようと思っていますが純資産、トータルリターン、信託報酬、どれをとっても米国株式(S&P500)の方が上なので、魅力を感じましたが、米国株への投資をするなら少なくとも5冊は本を読んだり、米国株について勉強した方が良いと仰っているのを見て、迷っています。
米国株について本を読んだりじっくり勉強する時間が惜しいような気がしてて。(できれば今すぐにでも始めたい気持ちでいるので)
しっかり勉強する時間を取れないような対象へ投資するのは止めて、無難に全世界株式(除く日本)にしておいた方が良いでしょうか?
ムームさん、わかりやすいと言っていただきありがとうございます。
米国株の学習をしていない場合、やはり全世界株式を選んでおくのが良いかと思います。
もしあまり理解しない状態で投資をしてしまうと
暴落したときに怖くなり狼狽売りしてしまう確率が高まってしまうと思います。
どれだけ利益が出るかも大事ですが
どれだけ継続が出来るかという点もめちゃくちゃ大切です。
おすすめは全世界株式で始めながら、米国の学習も平行ですすめることです。
どんな暴落が来ても売却しない確信が得られれば(自分以外の権威や有名人が米国株はもう終わりだ!と言っても売却しないレベルの確信)
そこではじめて買い始めても遅くはないと思います。
最初はぜひ無難なところからスタートしてみてください!
管理人 シータ様
返信どうもありがとうございました!初心者にも分かりやすく、そしてとても親切にお答えいただき感謝しています。
早速両方始めたいと思います。また何か分からないことが出てきましたら、相談させてください。本当にありがとうございました!
はじめまして。
わかりやすい説明いつもありがとうございます!
楽天証券でつみたてNISAを始める予定で、投資はまったくの初心者です。
①eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
②eMAXIS Slim 8資産バランス型
どちらか一本にするか、両方ともに分散するかで迷っています。
40万の枠は使い切っていきたいなと思ってます。
投資期間は長期の予定です!
アドバイスお願いいたします、、!
まみむめもさん、コメントありがとうございます。
僕はつみたてNISAでは原則的に①のeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)をおすすめしています。
つみたてNISAの非課税メリットを最大限活かせるからです。
ただこれは20年間の長期保有ができることが大前提になります。
暴落時に不安になり売却してしまうぐらいなら、
非課税メリットを多少犠牲にしてでも、8資産バランス型のような
債券も含まれた値動きが穏やかな商品にするのもアリと思います。
バランス型を選んで多少リターンが下がったとしても、
20年間完走した方がトータルでは利益が出せるからです。
最近のコロナショックで市場が暴落していますが、まみむめもさんはどんな風に感じましたか?
全然余裕であれば①が断然おすすめです。
あまり相場を見ていなくてもまだよくわからないな、ということであれば
とりあえず①で始めてみて、どうしても不安が出てきたら
②も追加して混ぜていく、ぐらいが良いかもしれません!
返信ありがとうございます!!
まだ積立を始めていないので、昨今の大暴落を自分の資産では目の当たりにはしていないものの、少し不安感を抱いていました。
投資開始後に大暴落があっても売却はしないつもりではあるので、アドバイスいただいた通り、①のeMAXIS 全世界株式(オールカントリー)でまず最初は積立を続けてみて、もし不安になったら8資産バランス型も追加するという形にしようと思います!
ご回答いただき本当にありがとうございました!!
シータさん、つみたてNISAを始めるにあたって、とても参考になりました。
分かりやすい説明ありがとうございます。
ニッセイ外国株式インデックスファンドをFPから勧められました。インデックスなので、シータさんお勧めの3銘柄よりもリスク、リターンが低いのかなと思っておりますが、何かアドバイスあれば、お願いします。
たかひろさん、コメントありがとうございます。
ニッセイ外国株式インデックスファンドは、「先進国株式」へ投資できる商品の中ではトップクラスに信託報酬が安い優良商品です。
僕がおすすめしているの「全世界株式」の商品と比べると
リターン:先進国株式>全世界株式
リスク :先進国株式>全世界株式
という感じで、先進国株式の方がリターン、リスクともに高くなります
僕は初心者の方にはより無難な成果が期待できるという意味で「全世界株式」をおすすめしていますが
おそらくFPの方は「つみたてNISAの非課税枠を活かすためもう少しリターンが高い商品を」という意味合いで「先進国株式」を推しているのかなと思います。
これは何を優先するかの違いだけで、どちらも正しい判断です。
なので、たかひろさんが「無難」と「より高いリターン」、どちらをとるかで決められると良いかと思います。
個人的には初心者の方は判断することさえも負担になると思うので、より失敗が少ない「全世界株式」がやっぱりおすすめです!
勉強になる動画ありがとうございます。現在、イーマクシススリム(8資産均等型)1本のみ運用しているのですが追加で、全世界株式(オールカントリー)・全世界株式(除く日本)・先進国株式インデックス・米国株式(s&p500)のいずれか1本購入しようと考えてるのですがバランス8資産均等型と組み合わせるのはどれがいいのでしょう?8資産均等型にも国内株式・先進国株式・新興国株式も組み込まれているのでダブってしまわないでしょうか?それとも今後もバランス8資産均等型のみで運用したほうがいいのでしょうか?長期運用投資の場合株式100%のほうがいいと思うのともう少しリターンを期待したいので。よろしくお願いいたします。
kenさん、コメントありがとうございます。
8資産均等に株式を組み合わせるなら、全世界株式が最も無難で良いと思います。
除く日本と米国株式は、それぞれ確信を持っているなら選ぶと良いと思いますが、
そうでない場合はやはり全世界株式が無難でおすすめです。
8資産均等にも株式は含まれているので、おっしゃるとおり投資先の重複は起こります。
結局は何をしたいか次第になります。
長期投資でリターンを得たいなら株式の配分を増やし、そうでないならバランス型の配分を増やす、という感じで良いと思います!