こんにちは、インデックス投資で1000万円を運用しているシータ(@tsumitate_theta)です。
「つみたてNISAで銘柄変更したくなったらどうしたらいいの?」
そんな方向けに、つみたてNISAの銘柄変更で成功する方法をご紹介します。
- つみたてNISAで銘柄変更するときの注意点
- 損をしないつみたてNISAで銘柄変更の方法
- 銘柄変更するときのおすすめ商品
なお、「iDeCo・NISAとの違い」「おすすめの資産配分」「金融機関」「商品」などつみたてNISAの網羅的な攻略情報は「つみたてNISAサイトマップ」にまとめているので、これからつみたてNISAを始めようという方は、ぜひご覧ください。
CHECK! つみたてNISAサイトマップ
また、その他の「抑えておきたい運用のポイント」について知りたい方は「積立NISA(つみたてNISA)の運用方法|抑えておきたいポイントまとめ」をご覧ください
目次
つみたてNISAで銘柄変更はできるの?
つみたてNISAで銘柄変更はもちろんできます。
ですが、注意すべき点もあるのでそこをご紹介していきます。
銘柄変更の注意点:iDeCoと違い無制限に「スイッチング」できない。非課税枠が消えてしまう
つみたてNISAでは、iDeCoと違い無制限に「スイッチング」ができません。
「スイッチング」とは
保有している商品を売却して、新たな商品を購入し、資産の中身を入れ替える(スイッチ)ことです。
つみたてNISAでも「スイッチング」はできます。
できますが、新たに商品を購入するには「非課税枠」が必要です。
購入のたびに「非課税枠」が消化され、年間40万円を超えるとNISA口座での購入ができなくなってしまいます。
むやみに購入・売却を繰り返すともったいないから気をつけよう!
つみたてNISAで銘柄変更するとき損をしない方法
つみたてNISAでは出来るだけ「非課税効果」を生かす方がお得です。
そのためにやるべきことは次のとおりです。
- 積立中の銘柄は積立を止めるだけ。売却はしない
- 新たな銘柄の積立を始める
積立中の銘柄は積立を止めるだけ。売却はしない
「銘柄を変更するなら保有中の商品をきれいさっぱり売却したいよ!」という人もいるかもしれませんが、売却するのはやめておきましょう。
売却するとそこで利益が確定し、その時点で非課税効果が終了してしまうからです。
基本的に株式であれば20年クラスの長期で保有すれば概ね右肩上がりの成長が期待できます。
「今売却するよりも20年後に売却した方が利益が増える」ということです。
なので、「積立の設定を止めるだけ」にしてその商品は持ち続けましょう。
新たな銘柄の積立を始める
これまでの商品への積立を止めたら、新しい商品への積立を始めましょう。
つまり、これまで積み立てた商品とこれから積み立てる商品、両方を保有していくということです。
「楽天全世界株式」から「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」に銘柄変更するときの具体例
例えば、これまでは「楽天全世界株式」を積み立てていたけど、新たに「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」に銘柄変更したくなった場合は、こんな感じになります。
- 銘柄変更前:
楽天全世界株式:10万円←積立中 - 銘柄変更後:
楽天全世界株式:10万円←積立停止
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー):10万円←積立開始
さらに銘柄を変更したくなった場合も、同じようにしましょう。
- 積立中の積立を止める
- 新たな銘柄の積立を開始する
つみたてNISAで銘柄変更するならどれがおすすめ?
- つみたてNISAで銘柄を選ぶ時のポイント
- つみたてNISAで初心者におすすめ銘柄
つみたてNISAで銘柄を選ぶ時のポイント
- 市場平均の成果を目指す「インデックスファンド」の中から選ぶ
- アセットクラスは新興国株式、先進国株式、全世界株式の中から選ぶ
- 各アセットクラスの中で信託報酬が安いものを選ぶ
- 純資産残高が一定以上に大きく、右肩上がりに増えているものを選ぶ
- 信託報酬の値下げ実績があると理想
長くなるので割愛しますが、商品選びの詳細は「つみたてNISAの商品の選び方!失敗しない5つのポイント」で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
CHECK! つみたてNISAの商品の選び方!失敗しない5つのポイント
つみたてNISAで初心者におすすめの銘柄はこれ!
- eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
- eMAXIS Slim先進国株式
「本当に投資が初めてで右も左もわからない人」は「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」を積み立てておけばOKです。
これだけで全世界の株式をいい配分に投資ができ、ずっとほったらかしにしていても問題ありません(ファンド内で配分が自動的に調整される)。
eMAXIS Slimは「業界最低水準の運用コストを目指す」と公言していて、過去に何度も信託報酬(費用)の値下げを実施してくれています。
他社が安い商品を出しても、すぐさまその価格まで手数料を下げてくれる「eMAXIS Slimシリーズ」なら、将来に渡って売却せずに保有し続けるのもやりやすくなると思います。
「eMAXIS Slimシリーズ」の詳細は「【2020年版】eMAXIS Slimの実質コストが判明!今後はeMAXIS Slimだけ買えばいい」をご覧ください。
まとめ:証券会社を楽天証券に移管するのもおすすめ
つみたてNISAで銘柄変更はできます。ただし、非課税メリットを生かすため、銘柄変更の際は次のようにしましょう。
- 積立中の銘柄は積立を止めるだけ。売却はしない
- 新たな銘柄の積立を始める
もし、地元・大手銀行やSBI証券・マネックス証券でつみたてNISAをしている人は、つみたてNISA口座の移管でも運用成績の改善が期待できます。
つみたてNISAをやるなら「楽天カード払いで積立をすると1%ポイント還元がもらえる楽天証券」が他社と比べて圧倒的にお得です。
1%コストを安くできると、長期の資産運用で有利に働きます。少しでもリターンを増やしたいので、僕もSBI証券から楽天証券のつみたてNISAへ移管をしました。
口座開設は少し面倒に感じるかもしれませんが、ノーリスクでリターンが増やせるので単純にやらないともったいないです。
今なら期間限定で楽天ポイントをもらえるキャンペーンも開催中です。
まだの口座をお持ちでない方は、お得なこのタイミングで申し込んでおきましょう。
CHECK! 【楽天証券】口座開設キャンペーン
楽天証券と他証券会社の比較は、こちらの記事をご覧ください。