こんにちは、インデックス投資で1000万円を運用しているシータ(@tsumitate_theta)です。
僕が選び方からおすすめ商品まで、徹底的に紹介するね!
「つみたてNISAを始めたいけど何を選べば良いかわからない」
「銀行に相談するとぼったくられるとか聞くから、どこで聞けば良いか分からない」
こんな方向けに、実際に積立NISAを運用している僕が、投資家目線で利益を最大化するための「商品の選び方」「おすすめ商品」をご紹介します。
また、「iDeCo・NISAとの違い」「おすすめの資産配分」「金融機関」などつみたてNISAの網羅的な攻略情報は「つみたてNISAサイトマップ」にまとめているので、これからつみたてNISAを始めようという方は、ぜひご覧ください。
CHECK! つみたてNISAサイトマップ
目次
積立NISAで失敗しない商品の選び方
- 市場平均の成果を目指す「インデックスファンド」の中から選ぶ
- アセットクラスは新興国株式、先進国株式、全世界株式の中から選ぶ
- 各アセットクラスの中で信託報酬が安いものを選ぶ
- 純資産残高が一定以上に大きく、右肩上がりに増えているものを選ぶ
- 信託報酬の値下げ実績があると理想
最低限必要な防御力を確保しつつ、攻撃力を最大化する選び方です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【2020年】積立NISAのおすすめ銘柄を紹介します
- 【初心者向け】eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
- 【初心者向け】楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)
- 【中級者向け】eMAXIS Slim先進国株式インデックス
- 【中級者向け】eMAXIS Slim新興国株式インデックス
「何本も積立するのは管理できる自身がないなぁ」という方は「初心者向け」の商品を選んでみてください。
「初心者向け」のものは1本を積み立てるだけでOKのものから選んでいるので、簡単に運用できるはずです。
「コストが下がるなら複数の投資信託を買うのも全然OKだよ!」という方は「中級者向け」のものから選んでみてください。
なお、「全商品の中から自分で比較してみたい!」という猛者なあなたは「【2021年6月版】つみたてNISAの対象商品一覧」からどうぞ。全商品を資産クラス別に「信託報酬」「純資産総額」を一覧で比較できるので、ぜひ利用してみてください。
【初心者向け】eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
「初めて積立NISAをします。投資信託も初めてです」という方には「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」がおすすめです。
「1本で全世界に分散投資できる」「100%株式なのでリターンが高い」「コストが最安水準」なので、イチオシです。
まずはこの1本から始めて、慣れてきたら「中級者向け」の商品を組み合わせてコストを下げていくと良いと思います。
そのほかの初心者向けおすすめ商品は、こちらの記事からご覧ください。
【初心者かつリスクを抑えたい人向け】:楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)
初心者で「暴落で資産が大幅に減るのは怖くて耐えられないかも」という方は、「楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)」がおすすめです。
バランスファンドは、債券が含まれるため儲けは少なくなりますが、暴落に対する防御力が高まります。
個人的には「100%株式」の「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」を推しますが、どうしても暴落が怖い方はこちらをどうぞ。
【中級者向け】資産クラスごとのおすすめ商品
「複数の商品を買うことに抵抗がない方」は、以下の商品を組み合わせて運用すると、コストを極限まで下げられます。
- 先進国株式:eMAXIS Slim先進国株式インデックス
- 新興国株式:eMAXIS Slim新興国株式インデックス
- 全世界株式:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
なお、「楽天証券のおすすめ商品」となっていますが、楽天証券は積立NISAの最安商品が全て揃っているのため、内容的には「つみたてNISA全対象商品から選んだ資産クラスごとのおすすめ商品」と同じです。
詳しくはこちらからご覧ください。
補足:ひふみプラス(ひふみ投信)は初心者におすすめしない
「人気のひふみプラスが気になってるんだけど」という方もいると思いますが、初めて投資を始める初心者の方へはおすすめしません。
ひふみプラスのような「アクティブファンド」は統計的に「インデックスファンド」に敗れる可能性が高い(80%は負ける)からです。
「いや!僕はひふみプラスがどんなに不調に陥っても、将来を信じて一緒に応援していけるぞ!」という上級者の方であれば問題ありませんが、初心者の方は無難にインデックスファンドを買うことをおすすめします。
積立NISAの利回り実績・ランキングで見るおすすめ商品
【2018年】つみたてNISA全162本の利回りランキング
「僕は過去の実績をちゃんと見た上で選びたいんだ」という方向けに、2018年のつみたてNISA全162本のトータルリターンランキングを用意しました。
「先進国株式・新興国株式・全世界株式・バランス型・アクティブファンド」のランキングだけでなく、「インデックス」ごとのランキングもわかるようにしているので、参考にしてみてください。
なお、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」などの2018年に新設されたファンドについては、1年経っていないため未集計となっているので、ご了承ください。
詳しくはこちらからご覧ください。
【2019年最新版】つみたてNISA全162本の利回りランキング
「去年のことは分かったけど、僕は今が知りたいんだ!」という欲張りなあなたのために、直近12ヶ月でのトータルリターンをまとめたランキングを用意しました。
こちらは毎月月初に更新しています。
「先進国株式・新興国株式・全世界株式・バランス型・アクティブファンド」のランキングだけでなく、「インデックス」ごとのランキングもわかるようにしています。
詳しくはこちらからご覧ください。
あの頃買っていたら今頃いくらになってるか計算できるシミュレータ
「ランキングは分かったけど、実際に積み立てたらどのぐらい増えるか知りたいんだよね」というあなたは、こちらのシミュレータをどうぞ。
つみたてNISA全銘柄でファンド設立当初から積み立てをしていたら、今頃いくらに増えているかが分かります。
例えば「ニッセイ外国株式インデックスファンド」を2013年12月〜2019年4月で毎月3万円積み立てると、52万円の運用益が出てることが分かります。
詳しくはこちらからご覧ください。
積立NISA対応の金融機関ごとのおすすめ商品
つみたてNISAの取り扱いがある金融機関の中でも比較的知りたい方が多い、以下の会社のおすすめ商品をまとめました。
なお、SBI証券、マネックス証券、松井証券、カブドットコム証券のおすすめ商品は、楽天証券と同じものになるため、掲載していません。
気になる証券会社の部分だけ、つまみ食いしてお楽しみください。
ゆうちょ銀行のおすすめ商品:つみたて先進国株式
ゆうちょ銀行のおすすめ商品は「つみたて先進国株式」です。
ゆうちょ銀行のつみたてNISAは8本の取り扱い商品がありますが「先進国株式」はこれ1本しかありません。
幸いそこそこに「低コスト」な商品なので、これを選んでおけば大失敗することはありません。
みずほ銀行のおすすめ商品:野村つみたて外国株投信
みずほ銀行のおすすめ商品は「野村つみたて外国株投信」です。
みずほ銀行のつみたてNISAは5本です。「先進国株式」に投資できる(新興国を含む)のはこれ1本です。
こちらもそこそこに「低コスト」な商品なので、これを選んでおけば間違いはないでしょう。
三菱UFJ銀行のおすすめ商品:つみたて先進国株式
三菱UFJ銀行のおすすめ商品は「つみたて先進国株式」です。
三菱UFJ銀行のつみたてNISAは12本の商品があります。
「先進国株式」に投資できる商品は3本ありますが、「インデックスファンド」であり「米国以外の先進国」にも投資できるのは「つみたて先進国株式」だけです。
そこそこに「低コスト」な商品なので、これを選んでおけば大失敗することはありません。
三井住友銀行のおすすめ商品:三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド
三井住友銀行のおすすめ商品は「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド」です。
三井住友銀行のつみたてNISAは3本の商品がありますが、「先進国株式」に投資できるのはこれしかありません。
そこそこに「低コスト」な商品なので、これを選んでおけばOKです。
りそな銀行のおすすめ商品:Smart-i 先進国株式インデックス
りそな銀行のおすすめ商品は「Smart-i 先進国株式インデックス」です。
りそな銀行のつみたてNISAは4本の商品がありますが、「先進国株式」に投資できるのはこれしかありません。
そこそこに「低コスト」な商品なので、これを選んでおけばOKです。
イオン銀行のおすすめ商品:iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)
イオン銀行のおすすめ商品は「iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)」です。
イオン銀行のつみたてNISAは20本の商品がありますが、「先進国株式」でかつ、コストが最も低いのがこれになります。
そこそこに「低コスト」な商品なので、これを選んでおけばだいじょうぶです。
大和証券のおすすめ商品:iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)
大和証券のおすすめ商品は「iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)」です。
大和証券のつみたてNISAは15本の商品がありますが、「先進国株式」でかつ、コストが最も低いのがこれになります。
そこそこに「低コスト」な商品なので、これを選んでおけばだいじょうぶです。
みずほ証券のおすすめ商品:野村つみたて外国株投信
みずほ証券のおすすめ商品は「野村つみたて外国株投信」です。
みずほ証券のつみたてNISAは3本の商品がありますが、「先進国株式」に投資できる(新興国を含む)のはこれ1本です。
そこそこに「低コスト」な商品なので、これを選んでおけばだいじょうぶです。
野村証券のおすすめ商品:野村つみたて外国株投信
野村証券のおすすめ商品は「野村つみたて外国株投信」です。
野村証券のつみたてNISAは6本の商品がありますが、「先進国株式」に投資できる(新興国を含む)のはこれ1本です。
そこそこに「低コスト」な商品なので、これを選んでおけばだいじょうぶです。
三井住友信託銀行のおすすめ商品:全世界株式インデックス・ファンド
三井住友信託銀行のおすすめ商品は「全世界株式インデックス・ファンド」です。
三井住友信託銀行のつみたてNISAは6本の商品がありますが、「先進国株式」に投資できる(日本、新興国を含む)のはこれ1本です。
ただしこの商品は高コストな分類に入るため、個人的には他の金融機関を利用することをおすすめします。
ろうきんのおすすめ商品:たわらノーロード 先進国株式
ろうきんのおすすめ商品は「たわらノーロード 先進国株式」です。
ろうきんのつみたてNISAは10本の商品がありますが、「先進国株式」に投資可能でかつ、コストが最も低いのが「たわらノーロード 先進国株式」になります。
そこそこに「低コスト」な商品なので、これを選んでおけばOKです。
何かおすすめを教えてくれだぽっぽ!