こんにちは、資産1000万をインデックス投資で運用しているシータ(@reuse_theta)です。
この記事では、僕の損失含んだウェルスナビのリアルな運用実績を包み隠さず公開します!ぜひ参考にしてください!
- ウェルスナビを運用するとどうなるのか、リアルな数字が分かる
- ウェルスナビを運用する上での注意点が分かる
それでは見ていきましょう!
「資産運用に初めてチャレンジする」という方は「ウェルスナビ」を通じた長期の資産形成にとって重要なことを「ウェルスナビを完全攻略!資産運用初心者向けに考え方・運用法まとめ」に網羅的にまとめているのでぜひご一読ください。
ウェルスナビの運用実績をブログで公開!
これまでの資産推移を紹介するね!
運用開始から現在までの資産推移は以下のとおりです。
年月 | 資産残高 (積立日前日) | 損益 | リターン |
---|---|---|---|
2018年8月 | ¥101,652 | ¥1,652 | 1.65% |
2018年9月 | ¥111,576 | ¥1,576 | 1.43% |
2018年10月 | ¥112,444 | -¥7,556 | -6.30% |
2018年11月 | ¥126,907 | -¥3,093 | -2.38% |
2018年12月 | ¥120,261 | -¥19,739 | -14.10% |
2019年1月 | ¥144,079 | -¥5,921 | -3.95% |
2019年2月 | ¥160,257 | ¥257 | 0.16% |
2019年3月 | ¥169,375 | -¥625 | -0.37% |
2019年4月 | ¥180,396 | ¥396 | 0.22% |
2019年5月 | ¥184,327 | -¥5,673 | -2.99% |
2019年6月 | ¥202,192 | ¥2,192 | 1.10% |
2019年7月 | ¥214,612 | ¥4,612 | 2.20% |
2019年8月 | ¥212,853 | -¥7,147 | -3.25% |
2019年9月 | ¥232,107 | ¥2,107 | 0.92% |
2019年10月 | ¥251,188 | ¥11,188 | 4.66% |
2019年11月 | ¥267,429 | ¥17,429 | 6.97% |
2019年12月 | ¥279,888 | ¥19,888 | 7.65% |
2020年1月 | ¥294,539 | ¥24,539 | 9.09% |
2020年2月 | ¥278,059 | -¥1,941 | -0.69% |
【2020年2月最新】ウェルスナビのリターンは-0.69%
2020年1月までの増加が嘘だったかのように、コロナウィルスの影響で株価が暴落しました。
短期的な損失や利益に動じず、じっくりコツコツ長い目で資産を増やしていこう!
最も損失が膨らんだのは2018年12月。-14.10%
ウェルスナビの公式コラムによると、リスク許容度を下げた人が最も多かったのは2018年12月だったそうです。
参考:リスク許容度はいつ変えればいい? | ロボアドバイザーならWealthNavi(ウェルスナビ)
実際には2019年1月から株価は劇的な回復を見せたため「何もせずに積立を継続している人」が最も結果的に得をすることになりました。
一時的な損失で売却する人が「投資をする人の中で最も損をする人」だから、くれぐれもそうならないよう気をつけよう!
「いやそんなこと言っても不安になるんだからやめるしかないじゃない!」という方は、「ウェルスナビをやめた?損失が理由の解約は危険。長期目線で資産運用しよう」で損失を理由にやめる危うさを解説しているのでぜひ一度ご覧ください。
含み損から復活したのは2019年4月。+0.22%
不安定ながらも、ついに2019年4月にプラスに回復しました。
米中貿易戦争で2019年8月にはマイナスに再び転落。-3.25%
トランプが夏に大暴れをしたおかげで再度転落です。短期的にプラスのリターンを期待しすぎていると、2019年8月の下落に精神が耐えきれずリタイアしてしまう恐れがあります。
僕はリスク許容度5で運用中
ウェルスナビには以下の5パターンの資産配分があります。
僕はこの中では「リスク許容度5」の資産配分です。
数字が大きいほど、資産内で株式に割り振られる配分が大きくなり、それに連動して資産の増減も大きくなります。
今回ご紹介する実績は、この「リスク許容度5」のものになります。
リスク許容度は自分で選択することもできます。小さい数字を選択すれば、今回の実績よりも穏やかな結果になると思っておいてください。
ウェルスナビの手数料・分配金・リバランスの実際
毎月の手数料・分配金もチェック!
ウェルスナビでは、毎月保有しているETFから分配金がもらえます。また、ウェルスナビへの手数料1%が日割計算されて毎月徴収されます。
手数料・分配金はこんな感じに取引履歴から確認ができます。
これまでの分配金・手数料を表にまとめたものがこちらです。
年月 | 手数料 | 分配金 |
---|---|---|
2018年8月 | ¥14 | ¥9 |
2018年9月 | ¥91 | ¥9 |
2018年10月 | ¥97 | ¥407 |
2018年11月 | ¥106 | ¥0 |
2018年12月 | ¥111 | ¥51 |
2019年1月 | ¥119 | ¥561 |
2019年2月 | ¥126 | ¥14 |
2019年3月 | ¥129 | ¥58 |
2019年4月 | ¥157 | ¥430 |
2019年5月 | ¥163 | ¥19 |
2019年6月 | ¥169 | ¥893 |
2019年7月 | ¥174 | ¥17 |
2019年8月 | ¥195 | ¥19 |
2019年9月 | ¥194 | ¥287 |
2019年10月 | ¥204 | ¥726 |
2019年11月 | ¥225 | ¥21 |
2019年12月 | ¥235 | ¥117 |
2020年1月 | ¥258 | ¥1,405 |
ウェルスナビの手数料は、現金部分を除きETFで運用されている部分に、年率1%がかかってきます。
分配金はETF単位で対象月が異なるため、月ごとに偏りがあります。
ETFごとの分配金スケジュールは次のようになっています。
銘柄 | 配当を もらえる月 | 配当利回り (2019年11月時点) | 参考URL |
---|---|---|---|
米国株 (VTI) | 3月、6月、9月、12月 | 1.79% | ETF詳細 |
日欧株 (VEA) | 3月、6月、9月、12月 | 2.56% | ETF詳細 |
新興国株 (VWO) | 3月、6月、9月、12月 | 4.85% | ETF詳細 |
米国債券 (AGG) | 毎月 | 2.68% | ETF詳細 |
物価連動債 (TIP) | 毎月 | 0.20% | ETF詳細 |
金 (GLD) | なし | 0% | ETF詳細 |
不動産 (IYR) | 3月、6月、9月、12月 | 2.84% | ETF詳細 |
半年に一度のリバランスは自動でいい感じにしてくれる
最初のリバランスは2019年1月です。以下のようなリバランスが実行されていました。
2回目のリバランスは2019年7月です。実行されたリバランスの内容は以下のとおりです。
ウェルスナビを使っていない場合は、この細かい作業を自分でやる必要があるので、そう考えるとほったらかしで賢い運用ができてしまうのはすごいですね。
ウェルスナビで資産を増やすために気をつけること
人の運用成績を見るだけではわかりませんが、実際にウェルスナビを運用していくと、様々な気持ちの変化に遭遇することになります。
僕はウェルスナビ以外にも、資産1000万円を長期目線でインデックス投資にまわしています。
そこで得た経験も踏まえて、資産を増やすために気をつけることを5つをご紹介します。
- 運用は長期前提で考える
- 損しても損切りしない
- 儲かっても利確しない
- リスク許容度をごちゃごちゃいじらない
- タイミングを図らない。感情を捨てて機械的に積み立てる
1つずつみていきます。
世界経済は長期で成長し続ける。運用は長期前提で考えること
参考:世界開発指標 – Google Public Data Explorer
このブログでは執拗に何度も言い続けていますが、大事なことなので何度でも言おうと思います。
世界経済は長期で見れば右肩上がりに成長し続けます。何度バブルが来ようと最終的にはバブルを更新して成長し続けます。
過去に更新されなかったバブルはありません。数年から10年もすればバブル時の1.5倍〜2倍に成長していることがほとんどです。
ドタバタ動いてしまうとむしろ損をする可能性が高くなります。どっしり構えて長期運用をしましょう。
損しても損切りしない
ウェルスナビ
一時は 3000円くらいまで少なくなった含み損は
また円高のせいで7000円超えました。
昨日損切したらよかった pic.twitter.com/0cmq9DZQ76— doutakudouhoko (@tatehoko1512ho1) 2018年5月24日
今ウェルスナビで運用していて含み損があるなどと言っている人は長くてもせいぜい1年〜2年程度しか運用できていません。
経済成長の大きな流れの途中にあるだけです。今下がっていたとしても、あるいはこれから大きく下がったとしても必ずプラスに突き抜けていくので、損切りなど考えなくてだいじょうぶです!
むしろ、損切りをすると後で値上がりして後悔することになるでしょう。
儲かっても利確しない
ウェルスナビに100万円突っ込んで約1ヶ月半、現在ざっくり+50,000円。
貧乏性なので、長期運用ということを忘れてとりあえず利確したい気持ちでいっぱい😂おいしい焼肉が食べたいのだ。— marie (@Mariex1021) 2018年5月23日
儲かっている時も同じです。最終的には今よりももっと値上がりしていくんです。
目の前の小銭に目を奪われるのでなく、長期で大きな利益を取りにいきましょう。
どうせ今利益確定しても、次の買い時が見つけられず値上がり後に買うことになる可能性が高いです。
終わってみればあのまま持ち続けていればよかったんだなと気づくことになります。
リスク許容度をごちゃごちゃいじらない
【ウェルスナビ】今思えば、この年末のリスク許容度4→5への変更に伴うリバランスがパフォーマンスを落としている一因。この時大量に買い付けたVEAとVWOを高値掴みしてしまった。現在まだ2つともこの時の価格を取り戻していない。#ロボアド #ウェルスナビ #WealthNavi #ウェルスナビ手数料下げて pic.twitter.com/XHBtFpZEeV
— MoneyMonkey@半農半料理人 (@moneyellow) 2018年6月11日
暴落が来そうだと思ったらリスク許容度を下げて、暴騰しそうと思ったらリスク許容度をあげたらいいなどと考える人もいます。
でも、それも多くの場合はうまくいきません。
初心者が相場の動きを予想するのは現実的ではないのです。結果的には損をするケースが多くなると思います。
タイミングをはからない。感情を捨てて機械的に積み立てる
利確するとか、損切りするとか、リスク許容度を変更するとか、これらはつまりタイミングをはかっているわけですね。
投資の初心者が適切なタイミングで売買できるなんてことはあり得ません。
1度ぐらいはうまくいくかもしれませんが、何度も継続的に成功させることは不可能に近いです。
それができれば、これを仕事にご飯を食べていけるレベルです。
大体は、次のようなパターンになります。
- 損切りしたもののに、その後値上がりしていった。売らなきゃよかった
- 利確したのに、その後さらに値上がりして行った。売らなきゃ良かった
- 買い増ししたのに、その後値下がりしていった。買わなきゃよかった
- リスク許容度を4に下げたのに、その後値上がりして行った。下げなきゃ良かった
- リスク許容度を5に上げたのに、その後値下がりして行った。上げなきゃ良かった
投資をしている人は、誰でも1度は経験あるのではと思います。
僕もそうですが、どうせ自分の予想なんて当たりません。もっと儲けよう、損しないようにしようとタイミングを図っても90%は失敗に終わります。
淡々と機械的に毎月定額の積立投資をすることが無難ですよ。その分つまらなくなりますが、心の平穏が保たれますし、つまらないミスがなくなります。
俯瞰して見てみると20年、30年という長期の価格推移の波の中でみればごくごく局所的な部分で喜んだり悲しんだりしているだけ。
実際は高値づかみで買っちゃったとしても、今後値上がりしていくので手放さなければ勝ちです。
売買タイミングをはかることはやめて、市場の大きな流れに身を任せましょう。売買はウェルスナビが自動でやってくれます。
目先のちまちました値動きを追うよりも、もっと有意義なことに時間を使いましょう!
まとめ
今回はウェルスナビの運用実績を公開しました。
おそらく誰でも一時的にマイナスになる瞬間はあると思います。でも、長期の成長を信じて続けることができれば誰でも報われます。
むしろ、一度積立の設定をした後は「完全放置で頭から忘れ去る」ぐらいにほったらかしで運用した方が、下手に毎日チェックする人よりも成功する可能性は高いかもしれません。
じっと預金しているだけでは資産は増えません。
もし、なかなか資産運用への踏ん切りがつかなかった人も、この機会にウェルスナビをはじめてみてはいかがですか。