こんにちは、シータです。
突然ですが、質問です。
「もし1億円もらったら何に使いますか?」
これは「もし宝くじで1億円当たったら何に使いますか?」に置き換えても構いません。
「マイホームを買う!」「高級車を買う!」と考えたあなたは、危険信号です。
数年後には破産しているのかもしれません。
よく宝くじに当たると身を滅ぼしてしまうと聞きます。
賢いお金の使い方を知らないからです。
でも、当然なのです。
親も学校の先生も教えてくれないことですから。
20代は毎日終電まで残業、そろそろ資産運用でもはじめようかなと考えている30代サラリーマンのそこのあなた!
資産運用を始める前に、賢いお金の使い方を学んでおくと後で幸せになれます。
今回は、宝くじで1億円当たっても破産せずに済む賢いお金の使い方をご紹介します。
目次
「お金を増やしてくれるもの」にお金を使う
お金を賢く使うための基礎となる考え方が、「お金を増やしてくれるもの」にお金を使う、というものです。
有名な金持ち父さん、貧乏父さんという本の中では、「お金を増やしてくれるもの」が「資産」である、と言っています。
資産を増やすことにお金を使おう、ということになります。
なぜ資産を増やすことにお金使うべきなのか。
資産がお金を作ってくれるようになるからです。
僕らがお金を稼ごうとするとき、普通は仕事を探しますよね。
これは、つまり労働力を売ってお金を得ているということです。
労働力を対価にお金を得ている限り、労働をやめることはできません。
一方、資産はお金を増やしてくれるものです。
お金を増やしてくれる資産とは何か
例えば、アパートなどの賃貸不動産は資産です。
家を貸すことで家賃をもらうことができます。
賃貸不動産を買えば、自分は何もしなくても収入が入る仕組みが手に入るのです。
例えば、株や投資信託も資産です。
投資信託は、年利で5%は見込める金融商品です。
100万円分の投資信託を購入すると、1年後には105万円になります。
自分は何もしなくてもほったらかしておくだけで自動的にお金が増えます。
また、ブログも資産となります。
ブログをコツコツ更新していくと、次第に人から見てもらえるようになります。
さらに見てもらえる人の数が増えていくと、広告収入を得ることができるようになります。
過去の記事達が安定的にPVを稼ぎ、継続的に収益を発生させることも夢ではありません。
これらのようなお金を生み出してくれるものに、お金を使っていけば自ずとお金は増えていきます。
逆にいうと、お金を生まないものにお金をつかっていると、いつになっても楽にはなりません。
しっかり節約をしていけば、お金をためていくことはできます。
ですが、お金を稼ぐ源が自分の労働力である限り、楽になっていくことはありません。
自分の労働力に依存せずにお金を増やしていくために、資産に投資していくことが大切になります。
お金を奪っていく負債とは何か
逆にお金を奪っていくものは負債です。
例えば、マイカーやマイホームです。
ローンを組んで車を買うと、毎月の利息分の支払いが発生します。
もし現金で一括購入したとしても、毎年固定資産税の支払いは発生します。
お金を払ってさらに支払いが発生する仕組みを買ってしまっているのです。
マイホームも同様に、ローンの利息や固定資産税の支払いが発生します。
ただし、車や家は売却時に高く売ることができれば元を回収できることもあります。
そのため、必ずしも車や家が負債になる!というわけではありませんが、お金を奪っていくものは負債である!という認識は持っておくべきです。
家や車は、一見すると資産のようにも捉えてしまいがちです。
実は車や家のせいで家計が苦しくなるのだ、ということを覚えておきましょう。
資産にも負債にもならない支出は最小限に
資産にも負債にもならない支出とは、つまりは日々の生活費です。
シンプルな生活を心がけ、生活費は最小限に抑えるようにしましょう。
もし、1億円あたったら豪遊するぞ!と思ったあなた!自粛してください。
お金持ちは、びっくりするほど贅沢な暮らしをしていません。
賢いお金の使い方を知っているからです。
見栄を張ることや1夜に豪遊することなど馬鹿らしいことを理解しているからです。
賢いお金の使い方を理解している人は、いくら大金を手に入れようが普段の生活は変わりません。
もし1億円あたったとしたらよく考えてみてください。
1億円を投資信託に回したら、年利5%として1年で500万の収入を得ることができます。
もし2億円を投資信託に回せるとしたら、1年で1000万円です。
もし10億円あれば1年で5000万円です。
1億程度でお金を切り崩してしまうのは、まだ早すぎるのです。
手持ちのお金が増えるほど、お金が増えるスピードも上がっていきます。
お金が十分増えるまで待つことができれば、使い切ることが難しいほどお金は増え続けていきます。
その状態にいたるまでは、シンプルな生活をして支出を抑えていくのが懸命です。
何にならお金を使っていいの?
「よし、わかったよ、心を改めてシンプルな節約するよ」と思いなおしてくれたかもしれませんが、ひとつ注意してください。
節約を志すあまり必要な出費まで抑え込もうとはしないでください。
必要な出費とは、資産を生み出す活動にかかわるものです。
例えば、勉強のための本を買うお金やセミナーにかかるお金、作業の効率化につながるお金などです。
自分のスキルや環境改善につながるお金を惜しむ必要は全くありません。
じゃぶじゃぶ使いましょう。
僕も特定のジャンルの知識を新たに得たいときは、10冊ぐらいamazonでポチポチ本を買います。
タスク管理ツールを購入したり、新しいMacを買ったり、ブログエディタのMarsEditを買ったり、環境改善につながるものもガシガシ買います。
多くの場合、購入費用以上の価値は返ってきます。
思い切って買えない人も中にはいるかも知れません。
騙されたと思って毎月1万くらい本を買って読み切ってみてください。
別人のように価値観や作業効率がアップデートされていくと思います。
まとめ
ここまでをまとめると、シンプルな生活を心がけ、資産を増やして負債を減らそう、ということになります。
お金が増えるものにお金を使い、お金が減っていくものは売り飛ばしましょう。
この考え方は、自分の時間の使い方にまでそのまま当てはまります。
資産が増えるものに時間を割き、資産が増えないものに割く時間は減らしていきましょう。
例えば、自分のスキルアップにつながる仕事は資産増加に繋がります。
ブログの記事を書き溜めていく作業も資産増加につながるでしょう。
一方、ライティングのアルバイト など自分の時間の切り売りに過ぎないものや何のスキルアップにもならない作業、こうしたものは資産増加には繋がりません。
極力資産増加につながらないものは敬遠していくのが、資産形成の意味では良いです。
もちろん、俺はこれが楽しいからやりたいんだ!という自分の気持ちは大切です。
ある程度は自分の欲求を支持しつつ、軸足は資産形成に置くようにしましょう。
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