こんにちは、インデックス投資で1000万円を運用しているシータ(@tsumitate_theta)です。
「みずほ銀行でつみたてNISAを始めようと思うんだけど、何を買えばいいんだろう」
そんなつみたてNISAの初心者の方に向けて、みずほ銀行のつみたてNISAでおすすめの商品・評判をご紹介します。
- みずほ銀行のつみたてNISAのおすすめ商品が分かる
- みずほ銀行のつみたてNISAの評判が分かる
なお、「iDeCo・NISAとの違い」「おすすめの資産配分」「金融機関」「商品」などつみたてNISAの網羅的な攻略情報は「つみたてNISAサイトマップ」にまとめているので、これからつみたてNISAを始めようという方は、ぜひご覧ください。
CHECK! つみたてNISAサイトマップ
また、その他のおすすめ商品について知りたい方は「【2020年】積立NISA(つみたてNISA)のおすすめ商品・銘柄と選び方まとめ」もあわせてご覧ください。
目次
みずほ銀行のつみたてNISA商品ラインナップ
みずほ銀行のつみたてNISA取り扱い商品は、5本のみでシンプルな構成になっています。
つみたてNISA商品はこちらです。
ファンド名 | 信託報酬 | 純資産総額 (2021/06/30) |
---|---|---|
全世界株式 野村つみたて外国株投信 | 0.209% | 375.81億円 |
日本株式 たわらノーロード 日経225 | 0.187% | 454.36億円 |
バランス たわらノーロード バランス(堅実型) | 0.242% | 23.41億円 |
バランス たわらノーロード バランス(積極型) | 0.242% | 68.49億円 |
バランス たわらノーロード バランス(標準型) | 0.242% | 84.08億円 |
つみたてNISAでおすすめの商品の選び方
- 市場平均の成果を目指す「インデックスファンド」の中から選ぶ
- アセットクラスは新興国株式、先進国株式、全世界株式の中から選ぶ
- 各アセットクラスの中で信託報酬が安いものを選ぶ
- 純資産残高が一定以上に大きく、右肩上がりに増えているものを選ぶ
- 信託報酬の値下げ実績があると理想
市場平均の成果を目指す「インデックスファンド」の中から選ぶ
投資信託には「アクティブファンド(投資信託)」と「インデックスファンド(投資信託)」の2つがありますが、初心者の方は「インデックスファンド(投資信託)」を選ぶようにしましょう。
アクティブファンドはコストが高い割に、運用成績もインデックスファンドを下回る確率が高いことが過去のデータから分かっているからです。
詳しくは「アクティブファンドはなぜインデックスファンドに勝てないのか」をご覧ください。
アセットクラスは新興国株式、先進国株式、全世界株式の中から選ぶ
1年で売るよりも20年で売る方が利益が増えるから、最も税金をお得に資産形成をするには20年間持ち続けることが大切になるんだ
債権は「株式よりもリターンが低い」「インフレに弱い」という欠点があるので長期保有をする場合、株式に劣ります。
CHECK! 「積立NISAで債券は必要?【長期投資では不要です】」
株式であれば、「リターンが高く」「インフレに強い」ため、長期保有にもってこいです。
このブログでは、つみたてNISAは20年ガチンコホールドを推奨しているので、つみたてNISAには「新興国株式、先進国株式、全世界株式」を推奨します。
ただし、「数年〜10年以内に必ず売却したい」というケースでは「債権」を組み込んでリスクを下げるのもありです。
なお、数年〜10年では損失を抱えて終わる可能性も十分あるため、それならいっそ特定口座で運用した方が良いかもしれません(損失を出した時も特定口座であれば損益通算ができるので)
各アセットクラスの中で信託報酬が安いものを選ぶ
表面では年間利回り5%を期待できる商品でも、信託報酬が1%であれば、トータルリターンは4%に下がってしまいます。
同じアセットクラス(例えば「先進国株式」など)へ投資する商品であれば、表面の年間利回りに差はつきません。差がつくのは信託報酬の部分です。
そのため、各アセットクラスの中で信託報酬が安いものを選ぶようにしましょう。
利回りによってどのぐらい運営成績に差が出るかは、次のシミュレータで計算できるのでぜひ利用してみてください。
商品選びの詳細は「つみたてNISAの商品の選び方!失敗しない5つのポイント」で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
CHECK! つみたてNISAの商品の選び方!失敗しない5つのポイント
みずほ銀行のつみたてNISAのおすすめ商品:野村つみたて外国株投信
先ほどの「つみたてNISAの商品の選び方」に従うと「野村つみたて外国株投信」だけが生き残ります。
ファンド名 | 野村つみたて外国株投信 |
---|---|
設定日 | 2017/10/02 |
商品種別 | インデックス投信 |
資産クラス | 全世界株式 |
対象インデックス | MSCI ACWI Index(除く日本) |
購入手数料 | 0% |
信託財産留保額 | 0% |
信託報酬 | 0.209% |
実質コスト | 0.25062% |
純資産総額 | 375.81億円 (2021/06/30) |
主な販売会社 | 楽天証券、SBI証券、マネックス証券 |
「野村つみたて外国株投信」は以下の4つの条件を満たしています。
- 市場平均の成果を目指す「インデックスファンド」の中から選ぶ
インデックスファンドである - アセットクラスは新興国株式、先進国株式、全世界株式の中から選ぶ
MSCI ACWI Index(除く日本)は先進国株式+新興国株式で構成 - 各アセットクラスの中で信託報酬が安いものを選ぶ
- 純資産残高が一定以上に大きく、右肩上がりに増えているものを選ぶ
「野村つみたて外国株投信」の信託報酬は同じ資産クラスの中でも安いです。(MSCI ACWI Index(除く日本)に連動する商品の中では信託報酬が2番目に安い)
純資産総額の推移は「野村つみたて外国株投信」で紹介しているので気になる方はぜひご覧ください。
そのほかの商品が脱落した理由はこちらです。
- たわらノーロード 日経225:
新興国株式、先進国株式、全世界株式でない(日本株式は長期投資に不安が残る) - たわらノーロード バランス(堅実型):
新興国株式、先進国株式、全世界株式でない(長期投資に債券は不要) - たわらノーロード バランス(積極型):
新興国株式、先進国株式、全世界株式でない(長期投資に債券は不要) - たわらノーロード バランス(標準型):
新興国株式、先進国株式、全世界株式でない(長期投資に債券は不要)
「長期投資の債券は不要」の詳細は「積立NISAで債券は必要?【長期投資では不要です】」をぜひご覧ください。
みずほ銀行のつみたてNISAの評判は?
みずほ銀行のつみたてNISAは低コスト商品のラインナップが少なく、長期投資に不安
「野村つみたて外国株投信」は悪くない商品なのですが、「eMAXIS Slimシリーズ」「ニッセイシリーズ」などもっと低コストで良い商品が世の中にはあります。
低コスト商品の取り扱いはネット証券の方が豊富です。実店舗を持たないネット証券は人件費が安く済むので、儲けの少ない「信託報酬が安い商品」を取り扱ってくれます。
ネット証券を代表して楽天証券で購入できる低コスト商品との比較です。
投資対象 | みずほ銀行 | 楽天証券 | SBI証券 |
---|---|---|---|
先進国株式 | 取り扱い なし | eMAXIS Slim 先進国株式 0.1023% | eMAXIS Slim 先進国株式 0.1023% |
新興国株式 | 取り扱い なし | eMAXIS Slim 新興国株式 0.187% | eMAXIS Slim 新興国株式 0.187% |
全世界株式 | 取り扱い なし | eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) 0.1144% | eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) 0.1144% |
全世界株式 (除く日本) | 野村つみたて 外国株投信 0.209% | eMAXIS Slim 全世界株式 (除く日本) 0.1144% | eMAXIS Slim 全世界株式 (除く日本) 0.1144% |
楽天証券は、業界最低水準の手数料を将来に渡って目指し続ける「eMAXIS Slimシリーズ」が全て買えるので、商品選びに心配はありません。(楽天証券のおすすめ商品は「楽天証券のつみたてNISA(積立NISA)対象商品からおすすめ銘柄を紹介」をご覧ください。)
何より初心者向けの鉄板商品「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が買えるのも大きいポイントです。
オールカントリーの詳細は「ついにeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)が登場!初心者はこれ1本を買えばいい」からどうぞ。
どうしても「店頭で相談がしたい」人ならみずほ銀行もありかもしれない
ネット証券は安い反面、直接商品の説明を受けたり相談することができません。みずほ銀行なら窓口での相談もできるので「相談料として手数料が高い商品を買う」ことを割り切れる人であれば、銀行でつみたてNISAを始めることもありかもしれません。
ただし、「窓口で相談して買えるならどの銀行で構わないよ!」という場合商品ラインナップが良い「ゆうちょ銀行」も検討してみるのが良いと思います。
楽天証券ならつみたてNISAのクレジット払いで、1%ポイント還元が受けられてお得
ネット証券は、人件費が削減できるので手数料が安い投資信託の取り扱いも多いですが、中でもつみたてNISAでさらにお得になるのは楽天証券です。
楽天証券のつみたてNISAで、積立金をクレジットカード払いにすると1%のポイント還元が受けられます。
SBI証券なら「つみたてNISA」だけでなく、「iDeCo」や「米国株」まで万能。証券口座を複数作らずに済む
つみたてNISAでのお得度は楽天証券がTOPですが、「iDeCo」や「米国株」など他のサービスまでを含めた総合点で考えると、SBI証券がNo1と言えます。
「つみたてNISAだけでなくiDeCoもやろうか考えている」「でも、証券口座を複数作るのは管理が大変そうだから避けたい」
こんな方は、多少のお得よりも「利便性」を優先して、SBI証券で口座を作ると幸せになれると思います。
まとめ:ネットができる人なら楽天証券かSBI証券でつみたてNISAを始めよう
みずほ銀行のおすすめ商品をご紹介しましたが、僕が身内におすすめしているのはネット証券です。
何を買えば良いか、いつ買えば良いのか、そうした情報はこのブログでも紹介していますし、ネットや本を探せばいくらでも情報が出てきます。
これからの時代、ネットを活用できないとコストがかかるばかりです。つみたてNISAは出来るだけネット証券で始めましょう。
つみたてNISAを始めるなら、お得度No1の楽天証券か、利便性No1のSBI証券がおすすめです。
コストを安くできると、長期の資産運用で有利に働きます。少しでもリターンを増やしたいので、僕はSBI証券から楽天証券のつみたてNISAへ移管をしました。
一方、楽天証券は「iDeCo」がネット証券最弱なので、iDeCoも含めて1つの証券会社でやりたい方はSBI証券がおすすめです。SBI証券ならiDeCoだけでなく米国株まで国内トップクラスの最安手数料と商品ラインナップが利用できます。
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