こんにちは、つみたてNISAを楽天証券に乗り換えたシータ(@tsumitate_theta)です。
「積立NISA(つみたてNISA)の移管!SBI証券から楽天証券へ金融機関変更をする方法」で移管手続きを終えたつみたてNISAですが、やっと2019年分の積立設定が可能になりました。
早速つみたて設定をやってみたので、これからつみたてNISAを始める方へ向けて、具体的な買い方の全手順を画像付きで解説します。
この記事を読みながら設定していけば、特に迷うことなく買い付け注文ができるはずです。
「どれを選択すべきか」理由を添えてわかりやすく紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、「iDeCo・NISAとの違い」「おすすめの資産配分」「金融機関」「商品」などつみたてNISAの網羅的な攻略情報は「つみたてNISAサイトマップ」にまとめているので、これからつみたてNISAを始めようという方は、ぜひご覧ください。
CHECK! つみたてNISAサイトマップ
また、「普通預金金利を0.1%にできる」「月額4,000円相当の日経新聞をタダで読める」など、楽天証券のその他のメリットは「楽天証券は評判・口コミ通り?メリット・デメリットをレビュー【つみたてNISA・投資信託におすすめ】」で紹介しているので、ぜひ一度ごらんください。
文字を読むのが面倒な方向けに動画でも解説しているので、簡単に内容を理解したい方はぜひ一度ご覧ください。
楽天証券のつみたてNISAの買い方・設定方法
- ファンドを選ぶ
- 積立方法を指定する
- 目論見書等を確認する
- 注文内容を確認して完了
ファンドを選ぶ
まずは楽天証券のトップページへ行き、「NISA/つみたてNISA」をクリックします。
ファンド一覧から選ぶをクリック
初めてつみたてNISAを買うとき、次のような画面が出てきます。
「どのファンドを選ぶべきか」も簡単にご紹介するので、「ファンド一覧から選ぶ」で先へ進めましょう。
ファンドを選んでチェックを入れる
商品がずらっと並んだ画面へ移ります。
ここでは欲しい商品を選び、横にあるチェックボックスをクリックしましょう。
チェックを入れるとカートに追加されます。カートに追加できたら「一括積立注文へ」をクリックすると先に進めます。
初心者はどのファンドを選べばいい?
「投資信託を買うは今回が初めてだよ!」という方は、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」がおすすめです。
- これ1本で全世界に丸ごと分散投資ができる
- 20年間メンテナンスも不要
「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は初めての長期投資にぴったりの商品です。
詳しくは「ついにeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)が登場!初心者はこれ1本を買えばいい」で解説しているのでぜひご覧ください。
なお、「その他の初心者向け商品を知りたい」「とにかくリスクを取りたくない」という方は次の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
積立方法を指定する
引き落とし口座・引き落とし日を指定する
最初は引き落とし口座・引き落とし日の指定です。
余程の特別な事情がない限り「楽天カードクレジット決済」を選ぶことをおすすめします。
投資信託の積立分をカード払いに変えるだけで、つみたて額の1%にあたるポイントをもらえるからです。
通常のショッピングで考えると当たり前に感じるかもしれませんが、「投資信託の積立」でポイントがもらえるのは革命的なんです。
現状このサービスを提供しているのは楽天証券だけです。これを利用しないのであれば「楽天証券を利用する意味が半減する」と言っても過言ではありません。
なので、込み入った事情がない限りは「楽天カードクレジット決済」を利用しましょう。
まだ楽天カードをお持ちでない方は、今のうちに申し込みを済ませておきましょう。
CHECK! 楽天カード
積立タイミング
本来は積立タイミングを指定しますが、「楽天カードクレジット決済」を選ぶと「毎日」は選択できず、「毎月」一択になります。
毎日積立の方が、買い付けタイミングが分散されるのでリスクが抑えられるんじゃないかと思うかもしれませんが、20年間という長期投資ではさほど差が出ないことが分かっています。
参考:積立投資に驚きの結果 購入頻度でリターンに大差なし|マネー研究所|NIKKEI STYLE
毎日の積立は、「投資信託の休日」に購入が不可となるため、月により購入額にバラツキが出ます。40万円を綺麗に使い切ろうとする場合、年末に微調整が必要になる可能性が高いです。
そうした手間を考えると、毎月の方が管理もしやすく良いと僕は思います。
【2018年1月8日追記】
クレカ決済のポイント還元と毎日積立のポイント還元を両取りできることに気が付き、考えを改めました。
積立NISAは「毎日積立」を、特定口座の積立に「クレジットカード決済」を利用することにしました。
積立指定日
積立指定日も「楽天カードクレジット決済」を選ぶと「毎月1日」一択になります。
カード払いにする数少ないデメリットと言えます。とはいえ、タイミングや日程よりも1%ポイント還元のメリットの方が上回るのでそれほど気にしなくて良いと思います。
「どうしても別の日程にしたい」「毎月でなく毎日積立にしたい」という方は、楽天カード決済をやめて「証券口座」引き落としを選ぶといいです。
楽天銀行と楽天証券をマネーブリッジで連携させれば、毎日のつみたてでポイントをもらうことができるので、こちらの方法を選んでも良いと思います。
マネーブリッジの詳細は「楽天銀行マネーブリッジにデメリットは?金利100倍で低リスク。初心者の最初の一歩におすすめ」をご覧ください。
金額の指定
次に金額を設定します。
つみたてNISAの枠で使える金額は年間40万円です。資金に余裕があれば、40万円すべてを使い切るのが良いです。
僕は1ヶ月33,000円に設定してみました。年間積立想定額は396,000円と表示されていますが、この金額は12ヶ月つみたてられた場合の話なので要注意です。
「年間積立プラン」の部分をみると、僕は2月分からしか積立ができないようです。33,000円の11ヶ月分では363,000円しか積立ができないことになります。
40万円に不足している分は、後述する「増額オプション」で別途つみたてをします。
いくら積み立てるか迷っている方は「積立NISA(つみたてNISA)は毎月いくら積み立てるといいの?おすすめ金額と積立シミュレーションを解説」の記事もご覧ください。
分配金コースの指定
分配金コースは必ず「再投資型」を選びましょう。
つみたてNISAの対象商品は、金融庁により「長期投資にふさわしい金融商品」だけに厳選されています。
そのため長期投資に有利な「分配金なし」の商品がほとんどで、「再投資型」を選んだとしても実はこれが実行されることはほぼあり得ないと思います。
とはいえ、もしもの時のために「再投資型」にしておくのがベターです。分配金が出された時に、再投資をすることで複利効果が効いてくるからです。
分配金についての詳細は「積立NISAの分配金は再投資と受け取り、どっちがいいの?」で解説しているのでぜひ一度ご覧ください。
増額オプション
次に増額オプションです。ここではつみたてNISAの非課税枠の40万円を使い切るために、つみたて金額を増やす指定ができます。
ただし、2018年12月28日時点では指定ができませんでした。この部分は年明けに設定をしてみようと思います。
【2018年12月29日追記】
メンテナンスを明けてからログインしてみたところ、増額の設定ができるようになっていました。
増額オプションで指定する金額は、設定後の各月で増額される設定のようでした。
月を指定して増額ができないとなると、年の後半でどこかキリのいいタイミングで増額設定するのが良さそうです。
ひとまず、現段階では増額オプションは指定しないことにしました。
ポイント利用設定
つみたて時に楽天ポイントを利用するか、指定ができます。
僕は毎月の積立では「ポイントを利用しない」に設定しました。
500円以上のポイント投資をするとその月は楽天市場でのお買い物が+1倍になるのですが、そのタイミングを「自分がお買い物マラソンを完走する時期」にあわせたいからです。
実はつみたてNISAに先駆けて、楽天カード払いによる積立を毎月5万円で試してみました。
「5万円カード払いすれば毎月500円分のポイントがもらえる。それをそのまま再投資したら毎月楽天のポイント+1倍じゃないか!」
と思っていたからです。でも実際につみたて部分にポイントを利用すると、カード払いの金額が減額されて49655円になっていました。
当然もらえるポイントも減るので、500ポイントに届かず465ポイントになっていました。
「これでは毎月SPU+1倍は不可能じゃないか!」とここで気がついたんです。笑
毎月お買い物マラソンを走り回るわけではないので、利用する月にスポットでポイント利用をすればいいやということで、毎月の積立では「ポイントを利用しない」にしました。
目論見書を確認する
「目論見書を閲覧する」をクリックします。
目論見書を眺める
目論見書の中には、どんなエリアに投資しているのか、分配金はどういう方針なのか、手数料はいくらなのか、といったファンドの運用に関する情報が書かれています。
一見すると難解ではありますが、大切な情報なのでざっと目を通しておくと良いと思います。
満足したら「次の目論見書等をクリック」を押して先に進めます。
こちらもざっと目を通したら「閉じる」をクリックしましょう。
注文内容確認へ進む
「注文内容確認へ」をクリックして先に進みます。
注文内容を確認する
カード決済やつみたて金額、分配金コースなどが、意図した通りになっているか、確認をしましょう。
問題がなければ「取引暗証番号」を入力して、「注文する」をクリックします。
注文内容の変更ももちろんできる
画面上部のメニューから「投信」→「積立注文」→「設定商会・訂正・解除」と進みます。
すると、積立設定中の商品リストが出てきます。
変更した商品の右側にある「訂正」ボタンをクリックすると内容の変更ができます。
僕はもともと特定口座で「eMAXIS Slim先進国株式」を5万円分積み立てていましたが、この機会に特定口座を17,000円分に減額して、つみたてNISAを33,000円分設定しました。
まとめ:つみたてNISAはポイント還元がお得な楽天証券でやるのが吉
楽天証券のつみたてNISAの買い方をご紹介しました。
画像付きでご紹介したので、特に迷う部分もなく設定できるのではと思いますので、ぜひやってみてください。
楽天証券の「クレカ払いで1%ポイント還元」はほんとにお得だと思います。
ネット証券の中でも、投信積立金のクレカ払いでポイントバックがあるのは、楽天証券だけです。
1%コストを安くできると、長期の資産運用で有利に働きます。少しでもリターンを増やしたいので、僕もSBI証券から楽天証券のつみたてNISAへ移管をしました。
口座開設は少し面倒に感じるかもしれませんが、ノーリスクでリターンが増やせるので単純にやらないともったいないです。
今なら期間限定で楽天ポイントをもらえるキャンペーンも開催中です。
まだの口座をお持ちでない方は、お得なこのタイミングで申し込んでおきましょう。
CHECK! 【楽天証券】口座開設キャンペーン
楽天証券と他証券会社の比較は、こちらの記事をご覧ください。
連投すみません。
再度読み返したところ、「支払額に充当」したら、SPUの対象にはならないので、+1倍になりませんね。
お目汚し失礼しました。先程のコメントはよろしければ削除ください。
個人的にサブレくんのキャラが大好きです、応援してます!
みっつおんさん、コメントありがとうございます。
サブレくんを好きと言ってもらえたのが初めてなのでとても嬉しいです!
また何かありましたらコメントください!
よろしくお願いします。
シータさん、こんにちは。
いつも大変分かりやすくためになる記事をありがとうございます。
シータさんのブログを拝読し、投資信託を始めたいと思い早速楽天証券口座を開設しました!
ここ数日、株価の下落が取りざたされていますが、
楽天証券特定口座での投資信託の買い方として、毎月積み立て購入し、基準価格が下がった時だけスポット購入する、というやり方は可能なのでしょうか?
積立NISA口座の場合と併せて教えて頂けますと大変助かります。
初心者なのでちんぷんかんぷんな質問をしているかもしれませんが、ご教示頂けると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
しおしおさん、全然ちんぷんかんぷんじゃないので安心してください。
コメントありがとうございます!
特定口座の場合、スポットで買いたいときは「スポット購入」が使えるので
・その月だけ積立額を減額する
・スポットで購入する
という手順を踏めば、意図していることができそうです。
つみたてNISAの場合「スポット購入」が使えず
基本的に定額積立となります。
特定の月だけ増額する以下のような設定はありますが、
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20191202-02.html
「ある特定の日」に買付する、という方法はなさそうでした!
シータさんこんにちは。
いつもわかりやすい解説、大変参考にさせて頂いてます!
シータさんのブログや動画を見て今月より、無事につみたてNISAを始める事ができました。
質問なのですが、40万円の投資枠では少し物足りなく、
夫婦でつみたてNISAを始めようと考えています。
そこで、楽天証券にて夫婦で始める場合のおすすめの設定方法など
ございますか?
というのも私、生活のほぼ全てを楽天で統一しており、できるだけお得で有効に活用できればと考えています。
シータさんも夫婦でつみたてNISAを利用されているとの事で是非、参考にさせて頂ければ嬉しいです。
お忙しいなか、申し訳ありませんがよろしくお願いします。
たいやきさん、コメントありがとうございます。
夫婦でつみたてNISA、すばらしいですね!
夫婦ともに楽天証券を使う場合、二人とも楽天カード積立で1%ポイント還元をもらう、というところだけ満たせば後は自由に利用する形で良いと思います。
ただ、家族カードの場合、ポイント還元の限度額の扱いがどうなるのかは事前に確認しておくのが良いかと思います。
うちは僕が楽天証券、嫁がSBI証券なので、一人分しか楽天ポイント還元がもらえていないので、ふたりとも楽天証券が使えるのは理想的だと思います。
ぜひポイント還元をガッチリもらってお得な運用をしてみてください!