こんにちは、Zaifが倒れる11月10日までZaifコイン積立を続けてきたシータ(@tsumitate_theta)です。
う、zaifで積み立ててた仮想通貨の税金処理、めんどくさそうだな・・・
一発でいけるサービスあればいいけど
— シータ@ただのPDCA厨xブロガー (@tsumitate_theta) 2018年11月10日
仮想通貨の確定申告を自力でやるには相当しんどいですが、「tax@cryptact(クリプタクト)」という便利なサービスがあります。
「tax@cryptact(クリプタクト)」を使うと、各取引所でダウンロードできる「取引データ」をアップロードするだけで、確定申告に使う面倒な損益計算をすべて自動でやってくれます。
ただ、僕が利用していたZaifのコイン積立の取引には対応していないので「もうおしまいだ」と途方に暮れていました。
年内分の取り込み完了!
思ったより時間かからなくて助かった。
cryptactに感謝 pic.twitter.com/HQdO2LJcau
— シータ@ただのPDCA厨xブロガー (@tsumitate_theta) 2018年11月11日
ところが、Googleスプレッドシートでデータを加工することで、簡単に「tax@cryptact(クリプタクト)」に取り込むことができたので、データ加工用のスプレッドシートを共有します。
「仮想通貨はいいから他の節税を詳しく知りたいよ」という方は、節税の網羅的な情報を「サラリーマンも節税できる!僕が100万円削減した税金対策まとめ」にまとめているのでぜひご覧ください。
データ変換のために事前準備するもの
- Googleアカウント
持ってない人は「Googleアカウントの作成」で作成 - cryptactアカウント
持ってない人は「tax@cryptact(クリプタクト)」で作成
これらのアカウントを持っていない人は、事前に作成しておいてください。
Zaifコイン積立のデータ変換には、以下のスプレッドシートをコピーして使います。
CHECK! Zaifコイン積立_CryptactCSV変換シート(公開用)
Zaifコイン積立データをtax@cryptact(クリプタクト)用データへ変換するスプレッドシートの使い方
1.Zaifにログインして積立履歴をコピー
2.スプレッドシートに貼り付け
3.変換後シートをCSVでダウンロード
4.cryptactにカスタムCSVとしてアップロードで、いけたっぽい。
勝利かこれは pic.twitter.com/OnBHaJPy1V
— シータ@ただのPDCA厨xブロガー (@tsumitate_theta) 2018年11月11日
- スプレッドシートを自分のアカウント用にコピーする
- Zaifにログインし、コイン積立履歴をコピーする
- スプレッドシートの「zaif_data」シートに貼り付ける
- Cryptactで使える形式に加工されたデータが「result_data」シートに作られるので、CSVでダウンロードする
- cryptactにカスタムCSVとしてCSVをアップロードする
これで変換から取り込みまでが完了します。
変換スプレッドシートを自分のアカウント用にコピーする
CHECK! Zaifコイン積立_CryptactCSV変換シート(公開用)
上のリンクをクリックすると、次のような「閲覧のみ」と表示されたシートが開きます。
このままでは編集ができないので、以下の手順でコピーを作成してください。
「ファイル」→「コピーを作成」
ドキュメントの名前を求められるので、適当に名前をつけて「OK」を押します(面倒ならそのままでもOKです)
無事ドキュメントのコピーができると「閲覧のみ」というボタンが消えて、新しく名前をつけたシートが開きます。
Zaifにログインし、コイン積立履歴をコピーする
Zaifにログインし、コイン積立履歴画面へ進みます。
ログイン→「アカウント」→「Zaifコイン積立」→「詳細」
コイン積立の履歴画面に表示されているデータを、変換スプレッドシートで利用します。
以下のように「買付け日付」から下の行をコピーしてください。
スプレッドシートの「zaif_data」シートに貼り付ける
先ほど作成したスプレッドシートの「zaif_data」シートに、コピーしたZaif積立履歴データを貼り付けます。
「zaif_data」にもともと入力されているデータは、サンプルデータなので削除しちゃって大丈夫です。
貼り付けると、こんな感じになります。
「zaif_data」に貼り付けられたデータを元に、「result_data」シートに変換後のデータが生成されているのでみてみてください。
こんな風にデータが作られていると思います。
背景が「緑色のセル」は計算式が入っています。データが多すぎて緑色のセルの行をはみ出してしまう場合は、行をコピーして増やしてください。
「result_data」シートをCSVでダウンロードする
「result_data」シートをCSVでダウンロードすると、そのファイルがそのままcryptactのカスタムCSVとしてアップロード可能なファイルになります。
次の手順でダウンロードします。
「result_data」シートを選択した状態で
「ファイル」→「形式を指定してダウンロード」→「カンマ区切りの値(.csv、現在のシート)
cryptactにカスタムCSVとしてCSVをアップロードする
cryptactにログインしてアップロードボタンをクリックします。
取引所にカスタムを選択します。
用意したCSVをドラッグ&ドロップで放り込みます。
「モード」の部分は、「上書き」にすると、何回も動作確認ができて便利です。
ですが、他にカスタム形式のデータをアップロードしている場合は、それらのデータが削除されてしまうので要注意です。
他アップロードのデータがある場合は、「追記」モードでアップロードしましょう。
正しく反映されたか確認する
他のデータとの区別をしやすくするために、今回の変換シートで作成したデータは「ソース=zaif Tsumitate」としています。
次のように「ソース」→「zaif Tsumitate」で絞り込みをすると、取り込んだデータだけを表示できます。
絞り込んだデータをみてみましょう。
何らかの理由で正常に動作しない場合もあるかもしれないので、最初は1行、2行程度をテストで取り込んでみて、問題なければすべてのデータで取り込むようにしてみてください。
まとめ
僕もこの方法で、1年分すべてのデータの取り込みができました。
年内分の取り込み完了!
思ったより時間かからなくて助かった。
cryptactに感謝 pic.twitter.com/HQdO2LJcau
— シータ@ただのPDCA厨xブロガー (@tsumitate_theta) 2018年11月11日
面倒な確定申告向けの準備は年内の早い段階でやっつけて、あとで楽をしましょう!
まだcryptactを利用していない人は、この機会に試してみてください。
CHECK! tax@cryptact(クリプタクト)