こんにちは、2016年から確定拠出年金で資産運用しているシータ(@tsumitate_theta)です。
「iDeCo(イデコ)に興味があるけどどのぐらい儲かるんだろう」
「運用している人の成績を参考にしたいなぁ」
こんな方向けに僕のiDeCo(イデコ)のリアルな運用成績をご紹介します。
- iDeCoのリアルな運用成績
- iDeCoで僕が積み立てている商品
なお、iDeCoだけでなく、つみたてNISA、特定口座を含んだインデックス投資全体での運用成績は「【2020年5月】インデックス投資の利回り実績とアセットアロケーションをブログで公開!」で紹介しているので、こちらもぜひご覧ください。
また、本当にiDeCoを始めるべきか?、運用商品の選び方、失敗しない受け取り方など、確定拠出年金の網羅的な情報は↓にまとめているのでぜひご覧ください。
目次
iDeCo(イデコ)の運用実績をブログで公開!
- 2016年〜2019年:企業型確定拠出年金
- 2019年夏:前職の退職を機にiDeCo(個人型)へ移換
- 企業型確定拠出年金:
会社で証券会社が指定されるため選べない。信託報酬が高い商品が多い傾向。
ただし、毎月の維持手数料は会社持ち&個人の社会保険料が安くなるメリットあり - 個人型確定拠出年金(iDeCo):
自分で好きな証券会社を選べる。低コストファンドがある
ただし、毎月維持手数料が発生&社会保険料は控除されない
2020年7月までの運用実績:リターンは+3.04%!
上記のリターンは積立をした日付や金額によってリターンが大きく変わります。
そこで、現金入出金の金額やタイミングを加味して調整した月次リターン(修正ディーツ法)は以下のようになります。
iDeCo(イデコ)は老後まで引き出しができないから、コツコツ時間を掛けて長い目でみていこう
例えば、年収400万円の方が、毎月22,000円を年利5%で30年間積み立てたときのシミュレーションはこちらです。
- 年間の節税額:円
= 1年間の節税額:円 x 年 - 1年間の節税額:円
= 所得税分円 + 住民税分円
- 節税効果:円
- 元本+運用益:円
元本:円
運用益:円
「自分の年収と積立額で何年後にいくらになるのかシミュレーションしたい方」はこちらのシミュレーションで計算できるのでぜひ利用してみてください。
iDeCo(イデコ)で僕が積み立てている商品
※上記は2019年12月のもので2ヶ月分まとめて購入したため、金額が多めになっています。
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500):積立中
- 野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI:
- 野村新興国株式インデックスファンド(確定拠出年金向け)
以前は「新興国株式」のファンドをメインに積み立てていましたが、トランプ相場で「新興国株式」が米国株式より大打撃を受けるのをみて「新興国株式を中心に投資するにはまだ時期尚早」と判断。
今は「米国株式」への集中投資にシフトしました。
僕は米国株式のeMAXIS Slimを積み立てていますが、これは一国への集中投資を意味するため、米国が倒れれば大打撃を受けるというデメリットもあり「比較的リスクをとった投資」をしています。
なので「米国株、経済を自身で調べて今後の成長に確信を持てた方」にはおすすめできますが、「よくわからないけど米国を買っておこうかな」という方にはおすすめできません。
そんな方には一国集中のリスクを下げつつ、広い世界の無難なリターンを得られる「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」「eMAXIS Slim先進国株式」の方がおすすめです。
- 何度売買しても課税されないので気楽に選ぶ
- インデックスファンドから選ぶ
- アセットクラスは新興国、先進国、全世界株式から選ぶ
- 各アセットクラスの中で信託報酬が安いものを選ぶ
- 純資産残高が一定以上に大きく、右肩上がりに増えているものを選ぶ
イデコは必然的に運用期間が長くなるから、腰を据えて株式を持つのがおすすめだよ!
iDeCoの商品の選び方は、次の記事で詳しく紹介しているのでぜひ一度ごらんください。
iDeCo(イデコ)の資産配分は100%「先進国株式」で運用中
アセットアロケーション(資産配分)は、iDeCo単体ではなく資産全体での配分で考えるのがいいです。
合計の資産配分はこちらの記事にまとめているので、興味のある方はご覧ください。
iDeCo(イデコ)は「eMAXIS Slim」が買えるマネックス証券が相対的にお得
eMAXIS Slimシリーズは「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」をコンセプトとした国内屈指の低コストファンドです。
日本で投資信託を買うなら「eMAXIS Slimシリーズ」の中から買えばいい、という次元で優れている商品で、ネット証券の中でも「iDeCo」でeMAXIS Slimが買えるのは以下の2社しかありません。
- マネックス証券
- SBI証券
マネックス証券は新商品の拡張性も優れている(商品上限に余裕を持たせている)
「確定拠出年金の商品が多すぎると投資家の商品選びが大変になるから、上限を35個にしよう」という取り決めが2018年5月1日からスタートしました。
参考:確定拠出年金制度等の一部を改正する法律の主な概要(平成30年5月1日施行) |厚生労働省
上記は裏を返せば「商品数は出来る限り35個より少ない方が、将来的に良い商品が生まれた時にラインナップに拡充しやすい」ということになります。
項目 | SBI証券 オリジナル プラン | SBI証券 セレクト プラン | 楽天証券 | マネックス 証券 |
---|---|---|---|---|
商品数 | 63 (後に37へ) | 36 | 32 | 26 |
SBI証券の「セレクトプラン」は既に上限となる35個を使い切っていますが、マネックス証券の商品数は26個なので、あと10個分余裕があります。
他社との比較は「【2021年4月版】iDeCo(イデコ)の比較!手数料・商品からおすすめ金融機関を紹介!」の記事をご覧ください。
まとめ:マネックス証券のiDeCo+eMAXIS Slimで老後資金2000万円問題に備えよう
シミュレーションでもおわかりのとおり、毎月22,000円の積立で30年間運用すれば、iDeCoだけで約2500万円まで資産が増えることが期待できます。
老後資金2000万円問題が話題になりましたが、iDeCo(あるいは、つみたてNISA)の存在を知り、活用できる方は、そこまで苦労することなく資産を用意することができるはずです。
iDeCoは「60歳まで引き出しが出来ない」というデメリットがあるものの、節税効果は「つみたてNISA」と比較にならないレベルで恩恵があります。
「iDeCoに積み立てても日常生活に支障が出ない水準で毎月の収入があり、余剰資金もある方」は、絶大な節税効果を得るためにぜひこの機会にiDeCoを始めましょう!
iDeCoで長期に渡り、低コストに運用をしたい方は、僕も利用しているマネックス証券がおすすめです。
CHECK! マネックス証券 iDeCo
その他の証券会社との比較はこちらの記事をご覧ください。